◆医者のさじ加減と診療報酬の点数で病気が作り出される
今回は、クスリと医療費のお話です。
クスリに関しては、これまでも丹羽先生をはじめ、様々な医師や学者たちから、副作用の危険について話が出ています。なのに、日本人のクスリ依存症はいっこうに減りません。特に最近は、メタボ対策、生活習慣病予防という名目のもと、高血圧や糖尿病の予備軍にまで簡単にクスリを処方します。薬局に行くと中高年の人たちが袋いっぱいのクスリをもらっている姿をよく見かけます。果たして、このなかで本当に必要なクスリはどれくらいあるのでしょうか。
そんななか『不要なクスリ 無用な手術
〜医療費の8割は無駄である』という本が注目を集めています。著者は医師で医療ジャーナリストの富家孝氏です。
今回はこの本の紹介と共に、本書にも出てくる「国内の薬剤売上トップ20」のなかから、丹羽先生にもそれぞれのクスリの要不要についてお話をしていただきました。
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