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 カロリーゼロ・砂糖不使用

 

   生活習慣病のことを考えて「カロリーゼロ」や「砂糖不使用」の表示のある飲料や、「脂肪を消費しやすくする」「食後の血糖値を抑える」などの特定保健用食品を飲んだら意外と甘くて驚いた経験はありませんか?「砂糖不使用」と表示されている場合、確かに砂糖は使用されていませんが「砂糖以外の人工甘味料や糖類」が使用されています。(※表2参照)
   一般消費者の意識の中で「ゼロ」のように含んでいないことを示す表示と「低、ひかえめ」を表示するには※2のような基準を満たす必要があります。注意が必要なのは「低・ひかえめ」のような表示では、ペットボトル1本(500ml)を飲んだ場合100kcal程度のエネルギーが含まれている場合があることです。ひかえめだから、一日に2本も飲むと最大200kcalにもなってしまいます。
 

   〈表2〉 栄養成分等が少ないことを表示する基準
 

含まない旨を表示する場合の基準値
(無、ゼロ、ノン、レス)

低い旨を表示する場合の基準値
(低い、ひかえめ、小、ライト、ダイエット、オフ)

食品100g
当たりの数値
飲料100ml
当たりの数値
食品100g
当たりの数値
飲料100ml
当たりの数値
エネルギー 5kcal未満 5kcal未満 40kcal以下 20kcal以下
糖       質 0.5g未満 0.5g未満 5g以下 2.5g以下
脂       質 0.5g未満 0.5g未満 3g以下 1.5g以下
ナトリウム 5r 5r 120r以下 120r以下
 

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