ホーム > 統合医療展レポート > 中国が漢方の権利をすべて押さえるそんなときがいずれやってくる

中国が漢方の権利をすべて押さえる
そんなときがいずれやってくる

 
「例えば、生薬というのは8割以上中国から輸入しているんです。高齢社会になっていくと、西洋医学では届かないところ、限界が出てくるんです。西洋医学は高齢社会に向いていないんです。薬でがんがんやっつけていく、それではいのちが助からない。だから、そういう中で漢方は世界的に優位なんです。それを中国はしっかり押さえようとしている。生薬市場は全部自分たちが独占的な権利を有するわけだから。そうすると日本が輸入する価格がどーんと高くなる可能性があります。では、どうすればいいのか。われわれが提言したのが生薬を国で作ろう、ということです。休耕田で生薬と栽培するれば、農業の再生になる。畑で薬ができる。外国的に戦略的に輸出する商品になるかもしれない。農業再生にもなるし、地域再生にもつながる」
 

top > 1 > 2 > 3 > 4 > 5 > 6 > 次のページ