ホーム > 統合医療の2大巨頭

 本当にここ数年のことである。
 様々なメディアから代替医療、統合医療、ホリスティック医療、
 というような医療を多方向から広角的にとらえた治療法の文字が発信されるようになったのは。
 
 しかし、今回ここに登場のおふたりは、実に25年以上、四半世紀も前から西洋医学の限界を察知し、
 独自の統合医療の道を探り、研究臨床を重ねてきた。
 二人は偶然にも同世代。西の京大医学部、東の東大医学部。
 日本の医学の最高峰から生まれた逸材が、今、ここに初めて対面し、医療の根源、未来について熱く語り合った。

  ずっと前からお名前は聞いていて、ようやく会えましたね
  健康法は気功と夜の一杯(帯津)、野球で毎晩バットの素振り(丹羽)
  医師としてのエリート街道をはずれ独自の病院開業へのみちのり
  統合医療とはしっかりした西洋医療あって初めて成り立つもの
  生涯現役。10年後の夢は診療しながらパタリと逝くこと
 

丹羽 耕三
1932年大阪生まれ。京都大学医学部卒。医学博士。土佐清水病院院長。
活性酸素とSOD(高分子抗酸化剤)研究の世界的権威。国際医学雑誌に発表された英文の研究論文、臨床論文は60編を超す。西洋医学の限界を知り、自然の植物から独自の抗酸化剤、制癌剤を開発し、全国の診療所で癌や膠原病などの治療に大きな成果を上げている。多数の著書も出版。

 

帯津 良一
1936年生まれ。東京大学医学部卒業。医学博士。82年に帯津三敬病院を設立。
人間を「有機的総合体」ととらえ、西洋医学のみならず伝統医学・民間医療等を体系的に組み合わせ、患者自身の自然治癒力を引き出す「ホリスティック医学」を実践する。現在、帯津三敬病院名誉院長、日本ホリスティック医学協会会長、世界内気功学協会副主席。北京中医薬大学客員教授。国際薬膳協議会理事。日本ホメオパシー医学会理事長を務めるかたわら、多数の著書も出版。

 

長瀬 雅之
1964年生まれ。酪農学園から東京大学大学院へ。01年ジェナー動物クリニック開業。
小動物の腫瘍、アレルギー疾患など難病の研究を施設ラボにて行い、丹羽博士と共に動物にSOD様作用食品を研究。獣医学の統合医療の先駆者。安心の動物医療を考える会会長。