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抗がん剤の成分は毒ガス!
苦しんで死ぬのは当たり前

確かに今の抗がん剤治療、これは絶対ごめんです。といっても漢方、健康食品も副作用はないけど剛士みたいな進行がんには効かない。お医者さんは、何をやっても効かない末期のがん患者さんのことは完全に投げるんです。痛み止めとブドウ糖、ビタミン剤なんかの点滴しかないんです。
   もう少しいいものはないか、効かないのなら、どうしたら効く加工法があるのか。それに私は命をかけたんです。剛士が亡くなって27年。何十億というお金をかけて必死になって研究してきまして、紆余曲折な思いをしました。

   この5、6年前からは、がんセンター、大学病院で、余命3ヶ月といわれた患者さん10人来る。うち3人は死にます。しかし、2、3人は助かります。あと4、5人は死ぬのは死ぬけど3ヶ月で抗がん剤の副作用で苦しんで死ぬことなく、半年、1年苦しまずに生きます。そういう治療法を開発しまして、今は、250人のお医者さんが私の門下に入って丹羽療法をやってくれています。
   僕は、西洋医学をやってきているから、抗がん剤もステロイドも漢方も使います。CTもとるし、血液の検査もします。科学的根拠のもとに診断治療して、5%は化学薬品使いますよ。でも薬の95%は副作用のない漢方の薬を、非常に効くように加工した副作用のない薬を使っています。

特許も二十数種類とって、札幌から沖縄まで全国で3から4万人の癌、膠原病、難病、アトピーの患者さんを診ています。これが私の日常であります。ここで、私が27年やってきたがん治療の最近の集大成をお見せしながら終わります。
   (ここで、会場には重度の火傷、アトピーなどの患者さんの患部が、丹羽療法で治っていく過程のスライドが次々と映し出されました)

   上の表は「抗がん剤で治るがん、治らないがん」の区分けです。
   まず、1番。これは今、抗がん剤が効くものです。10人中6、7人は効きます。そして10年、20年生きられます。だから、やりたい人は抗がん剤治療をしてください。ただ、3、4人は効きません。効かない人に抗がん剤をやっても苦しんで死ぬだけ。こういう人はうちに来なさい。このがんは僕の薬はわりと効きます。だから、抗がん剤で苦しむのがいやだったらうちへ来なさい。ただ、保険がきいて苦しむほうがいいというのならやりなさい。でも、効かないようなら、うちがいちばんです。
   2番。乳がん、子宮がん、直腸がん、精のうがん、前立腺がん。子宮、直腸、睾丸に関するがんは身体の中心にある固形がん(表の4番5番)と違い、身体の端っこにある(乳房は厚い皮膜で他の臓器と隔離されている)。早めに手術したら、10人中6、7人は無罪放免です。抗がん剤もいらない。ただ、ちょっと出遅れると、いかん。早めに手術をして転移していなければ大丈夫です。
   3番以降。抗がん剤の可否を考えなければいけないのは、この3、4、5です。特に4番5番はほとんどが平均1〜3年で亡くなります。抗がん剤治療をしていたらどこへ行ってもだめなんです。苦しんで死ぬだけです。とくに膵臓がん、胆のうがん、胆管がん。これは西洋医学の世界で5年以上生きた人はいないんです。しかし、僕の患者さんの中には、膵臓がん、胆のうがんで5年以上生きている人が4、5人います。

   僕には亡くなった剛士の腹違いの息子がいます。彼は千葉のがんセンターに何十年おりまして抗がん剤をばんばん使ってきました。数年前に私の治療に共鳴してうちに来ましたが、彼は毎年、国際がん学会に行くんです。帰ってきて言うんです。おとうさん、抗がん剤を使っているのは、もう、日本の医者だけだと。欧米ではもう7、8年前からがん患者に、患者の家族が抗がん剤を使ってくれと言わない限り、抗がん剤は使わないんだと。ファーストチョイスで抗がん剤をやらなくなったんです。美味しいものを食べて余生を送らせる方向をチョイスする。欧米の超一流の医学雑誌でも、抗がん剤は死期を早め苦しめるだけだと頻繁に批判しています。そういっても、とって代わるものがない。だからどうしても日本のお医者さんは使ってしまう。延命効果があるのは表の1、2だけなんです。
   日本のお医者さんのいちばん悪いところがひとつあります。それは、患者の家族と言うのは、なんとかして助かって欲しいと藁をもすがる気持ちでいるんです。私らは医者だからあと1ヶ月で死ぬと分かります。僕の治療をもってしてもだめなものは、どこに行ってもだめなんです。だから僕は患者さんの家族には絶対にだめだからホスピスに行きなさいといいます。ところが、10人中5人は、なんとかして奇跡が起こらないかと、やっぱりがんセンターに行くんです。そこで必ず先生に聞く。「先生、うちの父ちゃん、抗がん剤をやってどれだけ生きますか?」と。すると先生はなんと言うと思います?「やってみないとわからない。確率は10%です」と。患者の家族は藁をもつかむ気持ちですよ。その家族にそんな玉虫色なことを言ったら、みんな期待してしまう。ひっかかってしまう。
   欧米では、患者の家族が抗がん剤を希望したら、やるけど、お宅のご主人は抗がん剤をやっても3ヶ月しかもちません。その間にこうこうこれだけの副作用がありますよ、といってやらせる。ええ加減な事を言ってみんな苦しめているのは、先進国では日本のお医者さんだけです。

   厚生省の抗がん剤の新薬の認可はどうやって決まるかというと、新薬をまず大学病院に持っていってテストするんです。投薬して4週間以内にがんの大きさが2分の1以下になったら採用されるんです。それが5週間目に大きくなろうと、5週間目に患者さんが死のうが関係ないんです。4週間以内が勝負なんです。こんなもん、猫いらず飲ませても、青酸カリ飲ませても、小さくなりますよ。抑えられますよ。抗がん剤というのは、第2次大戦のときの毒ガスなんですよ。抗がん剤のいちばん原始的なものはマスタードガスです。これ、なんか聞いたことある名前でしょ?戦争中作っていた毒ガスの名前ですよ。アメリカが戦争中に毒ガス研究所を作っていて、所長にエール大学の教授をたて、研究していたんです。ある日、作っていた毒ガスがあやまってマウスの部屋に流れてしまった。そしたら、マウスのがんが小さくなっていた。それを見て、がんに効く発見だとなったわけです。
   先日、家に帰って本を見たら、'08年発行の本に載っていました。まだ使っているんだとびっくりしました。苦しんで死んであたりまえですよ。「われはすべての毒あるもの、害あるものを絶ち、悪しき薬を用いることなく、また知りつつそれをすすめざるべし」これは、ナイチンゲールが100年前に言っている言葉です。
   毎年、看護士さんが何万人も宣誓している言葉です。


   次に古代ギリシャの医者で、医学の父と言われているヒポクラテスが言った言葉です。「頼まれても死に導くような薬は与えない」ですよ。生き地獄は絶対に人間のやるべきことではないんです。私の言っていることは、20年、30年したら絶対にスタンダードになりますよ。ならなかったら地獄です。
   これで今日の話を終わります。長い間ご清聴ありがとうございました。

 

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