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エミューオイルの
効果的な利用法

 
アトピー性皮膚炎
  アトピーや乾燥性の皮膚炎では、皮膚表面が乾燥してかゆみが増し、患部を掻くことにより爪で傷つけ、あるいは雑菌に感染させるなど、さらに悪化させてしまいがちです。
  エミューオイルを塗ると乾燥せず、かゆみなどのストレスから解放されます。オイルに含まれるオレイン酸が皮膚の組織の炎症をやわらげ、リノレン酸が皮膚の活性を高めると考えられています。
 
肌・皮膚のトラブル
  エミューオイルは外傷にも効果が認められています。切り傷に塗布したところ通常より回復が早かった、軽度の火傷が痕も残らずきれいに治った・水虫の患部に塗ると皮膚が回復した、等々。
  これは、エミューオイルの抗酸化作用・細胞の生成を助ける働き、オレイン酸の浸透性によるものと考えられます。
 
高齢者介護−褥瘡
  褥瘡(とこずれ)には、赤い腫れなど初期の時点で発見し、マッサージを施すなどの対策を講じることが重要です。エミューオイルを軽く塗り拡げてマッサージすると、皮膚に抵抗力をつけ、血行を改善して褥瘡の進行を抑えることができます。
  また、エミューオイルが潤滑油の働きをして、マッサージする人の負担を和らげ、関節炎や筋肉痛のリスクを下げることも期待されます。
 
赤ちゃんのスキンケア
 
赤ちゃんの肌は、常に清潔な状態で何もつけずにおくことで、免疫力をつけることが大切。でも、おむつかぶれやあせも・乾燥肌、肌のトラブルがどうしても気になる時、小量のエミューオイルをお使いください。おむつかぶれがひどい場合は、小量のエミューオイルを様子を見ながら塗ってあげましょう。デリケートな赤ちゃんの肌にもエミューオイルはおすすめです。
 
美容−アンチエイジング
  エミューオイルは美容への効果も注目を集めています。
  エミューオイルに含まれているリノレン酸とオレイン酸が、皮膚の組織を活性化し老化を防ぎ、肌に潤いとハリを与えます。
  洗顔や入浴の後に、気になる部分を中心にエミューオイル小量を薄くのばします。オイルが皮膚へすばやく浸透し、しっとりすべすべの肌になります。
  あるいは洗顔後にエミューオイルをたっぷり塗り、ホットタオルで蒸らします。お肌が十分蒸らし上がったら、軽くタオルで拭き取り、冷蔵庫で冷しておいたタオルでクールダウン。パック後は弾力あるお肌に変わります。
  アンチエイジング対策として、顔のシワの部分に小量をつけてのばすようにマッサージしましょう。ツヤ、ハリがでてシワも目だたなくなります。この他、日焼けで傷んだ肌のケアにも利用できます。
 
スポーツ後の筋肉疲労
  スポーツの後で、酷使した筋肉や関節をやわらかく揉みほぐしながら塗りこみますと、翌日には疲労の軽減を実感できます。
  また、スポーツの前のウォーミングアップ時にも、マッサージを兼ねてすりこむことで、血行を促進し筋肉をほぐす効果があります。
 
肩こり・腰痛・ひざ痛
  肩こりや腰痛、ひざ痛に1日2〜3回程度を目安に米粒大ほどの量のエミューオイルを揉むように塗り込みます。
  エミューオイルの抗炎症作用が体をやさしく安全にケアします。
 
打ち身・ねんざ
  基本的には、患部を冷すのが最優先。タオル交換時などにエミューオイルを浸透させるように多めに塗布しましょう。
  腫れや痛みが減少するまで、こまめに数回繰り返すとさらに効果的です。
 
ハンドマッサージ
  たくさんのツボが集まっている手のマッサージは、様々な症状への効果が期待できます。小量で伸びがよいエミューオイルを使えば、簡単にマッサージできます。一般的なオイル・クリームに比べ、約5〜6倍の潤滑性です。

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