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NO.37

 

毎日の食事からみる栄養X

'03. 1月号

 

野菜について
野菜には、葉や茎を食べる葉茎菜類、根を食べる(ダイコン、ニンジン、ごぼうなど)根菜類、
実を食べる(トマト、かぼちゃなど)果菜類、
花を食べる(カリフラワー、ブロッコリーなど)花菜類…と多くの種類があります。
野菜には水分が多く含まれているので低カロリーです。
栄養成分としては、ビタミンA(カロチン)、ビタミンC、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。
 
【 緑黄色野菜 】
100gあたりのカロチン600μg以上を含む野菜のことをいいます。
青葉などの濃い緑色のものや、ニンジンやかぼちゃなどの赤、黄色のものです。

【 カロチン 】
カロチンとは野菜や果物の色素のこと。人間の体内でビタミンAに変わる。
β-カロチンとは、カロチンの中で最も量が多く、ビタミンAに変わりやすい。
カロチンは加熱しても損失があまりなく、油脂と一緒に摂ることで体内でのビタミンAに変わる率が高くなる。
 
【 ビタミンC 】
ビタミンCは加熱、水につける、空気にさらすことによて失われやすい。
野菜を茹でるなら、高温・短時間で。レンジを利用すると失われにくい。

     

栄養士    高橋 広海             

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