ホーム丹羽療法 治療レポート > 丹羽療法を医師に理解してもらう方法 −先生のHPや著書を使ってみる−
 

 レポート 086


丹羽療法を医師に理解してもらう方法
−先生のHPや著書を使ってみる−
 
   今回、丹羽先生に伺ったのは、東洋経済誌に掲載されていた記事に関することです。その記事は、今、がんの患者さんの3分の2は、何かしらの代替医療を併用している、知らないのは現場の医師だけだというものです。そして、記事を書いている医師は言います。代替医療をはなから拒否する医者が多い。でもそれは、本当に効果があるものを見過ごしてるかもしれない。医師も学ぶ必要がある。また、病院でえ処方している薬との併用で副作用の出るものもあったり、あまりにも高額で詐欺まがいのものあるかもしれないので、患者さんは医師に伝えてほしいといいます。
   そもそも代替医療とはどのようなものでしょうか。
   代替医療というのは、厚生労働省の資料(平成24年)によると、現代の西洋医学以外の医学や医療の総称です。この中には、東洋医学(漢方、鍼灸、気功など)全般、食養生、アーユルベーダ、ホメオパシー、アロマテラピー、カイロプラクティック、波動医学、色彩療法、各種サプリメント、呼吸法、太極拳などの他、医療・療法としてはまだ認知されていない様々な療法が入ります。丹羽療法も医師が施すものですが、自由診療(保険診療でない)ですからこの範疇に入るそうです。
   そんな丹羽療法あるあるに、がんと診断され、丹羽先生の診療を受け、制癌剤生薬を飲んだ、あるいはSODを飲んだ患者さんが、病院で検査した結果、がんマーカーの数値が上がらない、中には減少したという検査結果が出るというものです。丹羽療法のことを医師には伝えない患者さんがほとんどだという事実。そこには、言っても信じてもらえない、はなから拒否されるからという理由がありました。
   加えて、丹羽療法やSODのことを人が理解するように説明するのが難しいということもあるかもしれません。そこで、丹羽先生に、丹羽療法を医師に説明する方法を伺ってみました。
 
丹羽先生「医者はみんな自尊心が強いんです。おまけに周囲から先生、先生と言われて尊敬を集める。そうなると、自分がやっていること以外の意見を受け付けないことがほとんどだと思う。抗がん剤をやらないのにがんが縮小したというデータを見ても半信半疑。良かったですねと患者さんには言うけれど、心の中では、この患者さんだけがたまたま偶然にそうなったんだろうと思ってしまう。だから他の療法には興味も示さない。SODを飲んでいるといっても、ああ、健康食品ね、サプリね、くらいです。そういう人には何も言っても無理でしょう。それでもたまに他の療法に興味を持って勉強しようとする先生もいます。もしも、そういう先生に出会ったら、丹羽療法のことを話してみるといいです。話すのが難しければ、僕の本を読んでもらってください。それがいちばん。『国際がん学会が認めた延命効果世界一の丹羽がん療法』(徳間書店刊)、『がん治療究極の選択』(講談社刊)、『白血病の息子が教えてくれた医者の心』(草思社刊)この3冊でだいたいのことは理解してもらえると思います。本を持参するのが大変なら、インターネットから土佐清水病院のHPを見てもらうのもいいです」
 
―――なるほど。化学的なデータもそろっているし、先生の研究のことも詳しく書かれているし、患者さんの声もありますからいいですよね。逆に、それでも耳を貸さない医師というのはいかがなものでしょうか?
丹羽先生「ああ、そういう医師からは離れたほうがいい。僕の診療を受けるにしても、やはり精密な検査などは保険適用の病院で受ける必要がありますが、検査だけで自分の治療をしないのならもう診ないと言ったり、急に機嫌が悪くなるような先生はやめたのうがいい。今はそんな時代じゃない。理解があり、好奇心を持ってくれる先生は必ずいますから」
 

 


199