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レポート 077 |
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−慢性活動性EBウイルス感染症にSODは有効か?− |
愛飲者かの質問P |
今回の愛飲者の方から質問です。「慢性活動性EBウイルス」と「慢性疲労症候群」という疾患にSODは有効かというものです。 まずは、これらがどのような病気か、簡単にご紹介しておきます。慢性活動性EBウイルス感染症は、難病の一種で、難病情報センターによると、免疫系の疾患の一つだそうです。日本をはじめ東南アジアに患者さんが集中しているようで、主に子供に多くみられるとか。しかし、最近では30歳以上の患者さんも増えているとか。感染経路や原因は不明なことが多く、誰もが感染する可能性のあるものだそうですが、たいていは免疫力が働くため、発症しないそうです。しかし、まれにTリンパ球や、NK細胞に感染する可能性があり、そうすると増殖していくのだそうです。 治療法や原因等、解明されていない難病と言われています。今のところ、造血幹細胞移植が完治の可能性のある治療法だそうです。症状は、発熱、リンパ節の腫れ、発疹、貧血、下痢、ぶどう膜炎、冠動脈瘤などがあるそうです。 厚生労働省の難病、T/NKリンパ増殖性疾患診断のチェックシートによると、以下の症状があてはまる場合は病院で詳しく調べてもらったほうがいいそうです。 ・原因不明の発熱(37.5度以上)が、3か月以上続く、もしくは繰り返す ・首のリンパ節がずっと腫れている ・蚊や虫に刺された後が水膨れになり、全身の発熱(37.5度以上)を伴う ・顔や手足の日光が当たる部位に、繰り返し水膨れができる もうひとつ「慢性疲労症候群」は、風邪や気管支炎がきっかけとなって発症する疾患だそうです。この場合、リンパ節が腫れて痛んだり、発熱や鼻水が続いたりして疲労感が抜けないといった、風邪に似た症状が長く続くそうです。休養をとっても改善されなかったり、血液検査で異常が見られないときは、慢性疲労症候群の疑いがあるそうです。他にも、不眠、疲労感、筋肉痛、頭痛などの症状もあるとか。患者の特定が難しく、うつ病に間違えられることも多いそうです。 ―――これらの疾患について、丹羽先生に聞いてみたところ 「慢性活動性EBウイルス感染症は、進行すると心不全や腎不全になったり、悪性リンパ腫や白血病になったりします。以前は抗がん剤治療をやっていたけれど、これが全く効かないんです。そらそうです。免疫疾患なんだから」 ―――造血幹細胞移植が効果的と言われていますが? 「死ぬか生きるかという状態なら仕方ないが、移植をするということは、免疫抑制剤をずっと飲み続けなければならないということです。つまり、免疫が抑制されるから、あらゆる病気に感染する心配があるということです。免疫抑制剤も抗がん剤の一種なんですから」 ―――やはり、そういうことですよね。あと、慢性疲労症候群は? 「この病気は、いつもだるくてしんどいし、微熱が続くから、他人からなまけ病に見られたりして大変なんです。これらはとにかく、無理をしないで休憩を十分にとることです」 ―――SODは効果的ですか? 「もちろん。慢性活動性EBウイルス感染症で重篤な場合は、私のところに(診察を受けに)来たほうがいいですが、いずれにしてもSODは1日に6包から9包は飲んだほうがいいです」 |
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