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−西洋医学におけるがん治療チョイス...− |
レポート 075 |
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がんに有効な生薬に効果増大の朗報! | |
−西洋医学におけるがん治療チョイスしてはいけないわけ− | |
ご存じのように丹羽先生は、四国の高知県にある、土佐清水病院の院長でありながら、月のうち半分は、全国の診療所を回り、様々な患者さんの診療を行っています。診療所には、初診の患者さん、再診の患者さんが毎回たくさん訪れます。がんの患者さんも多く、がんと診断されてすぐに丹羽先生のもとを訪れた方はいいのですが、中には抗がん剤治療を繰り返した挙句、病院から見放され、緩和ケア病棟しか行き場がなく、わらにもすがる想いでいらっしゃる方もいます。 不安でいっぱいの患者さんの目をしっかりと見ながら、先生はいつも 「しんどいやろ?そうやろ。病院にそのままおったら、間違いなく3か月でアウトや。残念ながら、あんたのがんは治りはしない。そやけど僕の薬でラクにしてあげるから、安心しなさい。うまいもんも食べられるようになるぞ」と温かい口調で声をかけてくれます。 そうかと思えば、再診で訪れ、症状が改善された患者さんには 「すごく良くなっているぞ。もう毎月来なくてもいい。薬さえ飲んでいれば、こんなとこ用なしや」と、1分で診察が終了してしまうこともあります。 さらに、すっかり良くなった患者さんが、数年ぶりに訪ねていらっしゃることもあります。そんな時の先生は、ほんとうに旧友に会った時のように喜ばれます。「だんなさんは元気か?息子さんはいくつになった?もう大学生か。良かったなあ」診療所には様々な光景がありますが、そのひとつひとつに感動してしまいます。 そこには、丹羽先生が40年前に最愛の息子さんを血液のがんで亡くされたという経緯があったからかもしれません。それまではがんで人が亡くなっていくのは仕方ないこと、抗がん剤で苦しむ光景も当たり前だったといいます。しかし、その光景が自分の小学生の息子に降りかかったとき、患者さんやご家族の痛みに初めて気づかされたのです。京都大学医学部から大学病院へ進み、数々の研究発表が注目を集め、名医の名を欲しいままにしていた丹羽先生。医療の最先端の治療をしても、息子を助けられなかった。このことが先生を副作用のない薬の研究へと導いたのでした。そして、いま、数えきれないくらい多くのがん、難病、膠原病、アトピー性皮膚炎の患者さんたちを救ってきました。 今回はそんな丹羽先生に、西洋医学におけるがん治療に関してお答えいただきました。 抗がん剤治療は、はっきりと断ること 今や日本人の3人に1人はがんで亡くなると言われています。身近にも、病気なんかしたことがない、体力だけは自信がある、といっていたのにがんになり、手術後、あっけなく亡くなってしまった人がいます。また、手術するために抗がん剤でがんを小さくするんだと言いながら1か月で亡くなった人もいます。がんとはそんなにあっけなく命を奪うものなのでしょうか。 ―――先生、抗がん剤は毒で、百害あって一利なしだからやってはいけない、というのはかなり普通の人たちに浸透してきていると思うのです。私の友人も認識していたはずなのに、医者に勧められてあっさり抗がん剤治療に突入し、あっという間に亡くなりました。抗がん剤治療はそんなに拒否できないものですか? 「そんなことはないです。医者も今は強要してはいけないとなっています。本人や家族の同意がなければ、強要はできません。だから、僕は抗がん剤はやりませんと言えばいいのです」 ―――でも、ほとんどの医者が抗がん剤治療や放射線治療、手術を勧めますよね。医者は言葉巧みに誘導したり、脅したりしませんか?今は副作用のないいい抗がん剤がありますとか、治療をしなければ余命は半年だとか? 「ひとつはお金になるからです。もうひとつは、それしか知らないからです。抗がん剤に関しては製薬会社から、新しい薬の治験を依頼されているということもありますね。認可されている抗がん剤が効かないとなれば、まだ未認可ですが、いい抗がん剤があります。試してみますか?といわれて、可能性が1%でもあれば誰でも飛びつくでしょう。そういう甘い話に乗らないことです。特に、末期のがんには何をしても意味なしです」 ―――今の医者の中でいったいどれくらいの人が、抗がん剤は無意味だということを認知しているのでしょうか? 「ほとんどの医者は知らないです。抗がん剤で苦しんで死ぬ、それは仕方ない、それが日本の医者の考え方です。医学部では抗がん剤は百害あって一利なしなんて教わりません。教わるのは、がんには抗がん剤、放射線などの化学療法を施すことだと」 ―――あと、抗がん剤で腫瘍マーカーが大きくなった、縮小したというのが診断のひとつの基準になっているのはどうなんでしょうか? 「そうそう。教わるのはそういうこと。腫瘍が一時的に小さくなるから、抗がん剤が効いたということになる。実際はがん細胞以上に正常な細胞が壊されて死んでいるのにそのことは見ていない。目の前の患者さんが副作用でどんなに弱っていても、医者は、患者さんに、ほら、がん細胞が小さくなっていますよとデータを見せて喜んでいる。そしてしばらく抗がん剤治療を休んでいると、がんは前より強くなって復活してくるのです。残念ながらまたがん細胞が大きくなったから、今度はもっと強い抗がん剤をしましょう。副作用を軽減する新薬ですから大丈夫、というんですよ」 ―――そうなると、さらに正常な細胞が弱ってしまいませんか? 「そういうことです。この繰り返しで人間のほうが先に死んでしまう。副作用が少ないということは逆に怖いんです。副作用があるから、抗がん剤も患者さんの様子を見ながら、間隔をあけるわけで、それがなければ抗がん剤をどんどん打つことになる。そうすると一気にダメになる。1か月前まではピンピンしていたのに急に亡くなるというのはたいてい抗がん剤の投与ミス。抗がん剤という毒を盛られているんだから当たり前」 ―――時々、早期発見、早期手術、抗がん剤治療で治ったという話を聞きますが? 「そういうがんは、もとから進行の遅い、放っておいても自然になくなるかもしれないがんなんです。がんの種類やステージによっては抗がん剤も手術も有効なものもあります。しかし、進行性のがんは、なにをやってもダメなんです。(部位やステージにもよる。※表1参照)日本の医療はそこが分かっていない」 |
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―――海外では? 「もうヨーロッパでは進行性がんなどに、ファーストチョイスで抗がん剤は使わない。家族の希望があれば使う程度で、勧めることもない」 ―――アメリカなどは抗がん剤研究が進んでいるように思えるのですが? 「アメリカもファーストチョイスでは使わなくなった。そもそもがんセンターなんてないんですから。そんなものがあるのは日本だけ」 ―――それは欧米の医者は、抗がん剤を使っても効果がないと知っているからですか? 「そうです。抗がん剤で一時的に小さくなっても、完治は不可能としっているからです。いずれは大きくなって死に至るということを知っているからです。患者さんや家族の選択に任せる。そのかわり、患者さんや家族は、医者にかかるときにものすごく調べて勉強してくる。医者任せなんて先進国では日本だけです」 内視鏡、腹腔鏡手術はミスが多い ―――例えば、抗がん剤でがんを小さくして、手術にもっていく、そのための抗がん剤使用はどうなんでしょうか? 「抗がん剤でがんを小さくしたとしても、免疫力がガクッと落ちているから、手術後に肺炎などの感染症にかかりやすい。がんで死ぬのではなく、合併症で死ぬことになる。とくに高齢者には意味がない。逆効果。そえにたとえ手術でがんを切除しても、たちの悪いがんは、すぐに再発します。そういうのはおなかを開けた途端、がんが飛び散るんです」 ―――やはり手術というのは負担やリスクが大きいのですね。今はやりの内視鏡手術や腹腔鏡手術、ロボット手術はどうなんでしょうか?負担が少なくて、入院も短くて済むと言いますが? |
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「危ないですね。負担は少ないが、危険は多い。ミスが多いんだ」 ―――というと? 「あのね、ここ最近の技術だから、圧倒的に腕のいい医師が不足している。ハード(機器)が進歩してソフト(医師)が追いつかない。追いつくまでには時間がかかる」 ―――群馬大学病院で腹腔鏡手術の医療ミスが続々と発覚した、あの事件のようなことがると? 「あるね。間違いなく。それでもどこの病院もこぞってやっているのは、あれは医療報酬の点数がものすごく高いからです。やればやるだけ病院が儲かるんです」 ―――怖いですね。長生きしたければ病院には近づくな、という本があるのもうなずけます。そんななか、先生の診療所や病院には、抗がん剤で弱った患者さんも多いと聞きます。先生の処方される生薬は、そのような患者さんの弱った細胞を修復する効果があるということですよね? 「そうです。がんを小さくするのではなく、身体自体を少しでも元気になれば、当然、身体がラクになりますから食欲も出る。食欲が出れば体力がつく。そうすればがんも大きくならないんです。がんが大きくなるのは、抗がん剤のせいで身体が弱るからです。がんが一緒に小さくなっても、身体が弱ればがんは喜んで増大します。そのことを十分に認識してほしい」 冬虫夏草の新生薬が最近、がんにすごく効く ―――先生の細胞を元気にする生薬というのはどのような原料なのですか? 「いちばん細胞が元気になるのは、冬虫夏草をベースにしたものです。他にもいろいろありますが、朗報は、この冬虫夏草をベースにしたものが、最近、ものすごくよく効くんです(周囲にいた看護師さんたちもこの話に大きくうなずいていました)」 ―――でも、冬虫夏草は以前、チベットから輸入していて、数が少ないうえに高額だと伺っていますが? 「それが、国産の冬虫夏草を使ったものなんです」 ―――それも以前、国産のものは効果があまりないと? 「確かに、冬虫夏草は、チベットの山奥の過酷な環境で育ったものがいいんです。私もずっとそれを使っていたんですが、いかんせん値段が高い。患者さんに使ってもらいたくても、なかなかみんなに勧められない価格だった。それで国産のものを以前から試してはいたんですが、やはりチベットのものにはかなわなかった。ところが、それを焙煎発酵してみたんです。そうしたらものすごくいいんです。チベットのものよりも効くんです。なおかつチベットの値段の5分の1くらいなる。うちの猫、肝臓がんでもうだめだと言われていたのに、この冬虫夏草を飲ませていたら元気になった。今、ピンピンしている」 ―――それは朗報ですね! 「そうだ。これであなたも安心してがんになれるぞ」 最後は冗談のようにおっしゃっいましたが、今回の取材で驚いたのは、先生は、今も生薬の開発を続けていらっしゃるということでした。常に、何をどう使えば効果が上がるのか、患者さんが元気になるのか、日夜考えていらっしゃるのだと頭が下がる想いでした。 |
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