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−丹羽式成分尿療法とは?− |
レポート 059 |
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−間違った自己流は効果なし!「丹羽式成分尿療法」とは?− | |
愛飲者からの質問 K | |
今回の愛飲者の方からいただいたご質問は、尿療法についてです。ご存じの方も多いと思いますが、丹羽先生が院長を務める土佐清水病院では、ほとんどの入院患者さんに『丹羽式成分尿療法』という尿療法を処方しています。これは民間療法などで行っている、自分の尿を直接飲むものではなく、先生が開発された特別な分析器等で効果的な尿の成分のみを抽出し、飲む方法です。 そこで、 「土佐清水病院で行っている、成分尿療法について詳しく教えてください。また、自己流で飲む場合の注意点、飲む量、身体へのメリット、デメリットなども教えてください」 というご質問をいただきました。さっそく新横浜の診療所にいらした丹羽先生にお話しを伺ってきました。 ―――先生、尿療法に関する質問なんですが、ここ20年くらいの間にかなり盛んになっている療法ですよね。耳にする限りではちょっと抵抗もありますが、このメカニズムはどのようなものなのでしょうか? 「一般的に言われているのは、身体に異常が起きると、尿の中に含まれる成分に大きな変化が起きる。それを飲むことによって身体に異常が起きていることを認識させるということです。これに関しては僕も長年に渡って医学的、科学的に研究しました。そして、頭の中で解釈したことは、まず、人間の身体の中にはウイルス、菌、がんなどを攻撃する防御物質があります。これを免疫力、抗体という。それらが、がんや菌と戦うわけだ。ところが、その物質は、血液に乗って流れている間に尿へ排泄されてしまうんです。その排泄された尿を採取して飲み、もう一度、菌やがんと闘わせる。そのための尿療法が考えられるわけです」 ―――なるほど。 「これを学術的に話すと分子量などの説明が長くなるので、わかりやすく言います。健康な人や動物は、がんや難病が発生しかかると、免疫物質が身体のなかに産出され始め、がんや難病と闘うのです。しかし、病気にかかっている人だけは、この免疫物質が、がんや難病を十分に抑えないうちに尿として排出されてしまうんです。従来の考え方は、悪い原因物質が尿から排出されるというのですが、そうではなく、身体の健康を保つのに必要なものが尿として排出されてしまうと僕は推察したんだ。これが健康な人や動物だと、この物質が尿から排出されないで体内に長期間存在するためにがんや難病が発症しないわけだ」 |
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―――ということは病気の人は本来持っているがんや難病と闘う物質が尿から出てしまっているわけですね? |
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―――丹羽療法の成分尿療法というのはどのような? 「元来、尿の中には、身体の排泄物、尿毒素なども排泄されていて、このらは体にとって不要であるだけでなく、有害な物質も多く含まれているんですよ。そこで僕は、悪臭があり、人体にとって有害な尿毒素などは除去し、難病やがんに対抗する3つの部分の分子量のものだけを取り出した、科学的かる近代的で、しかも自然のメカニズムを応用した成分尿療法を発案、開発したんです。うちの難病やがん、入院患者さんたちは盛んに使用していて、良い効果が得られています。もう少し具体的に言うと、丹羽式成分尿療法は、患者さんの早朝尿を採ります。それを僕が考案した特殊な機械で、分子量6千〜9千、1万5千〜7万、さらに15万〜30万のところだけを選択的に取り出します。他の悪臭のある尿素、身体に有害な毒素や細菌物質の部分は完全に除去します。だから、採取した200tの早朝尿を機械にかけて必要な部分だけを取り出すと、わずか10tくらいになります。患者さんは臭いもない、その10tの抽出尿だけを飲めばいいわけです。これはほぼ全員が飲んでくれますね」 ―――確かに、臭いがなくて少量でしたら簡単ですね。ところで、朝いちばんの尿を採取するのはどうして? 「そうして朝一がいいかというのは、僕の新しい理論の決め手のひとつになったことなんだが、人間は睡眠をとると一般に回復力が高まり、病気が治るんだ。したがって、よく眠ったあとに、難病やがんに対抗する、身体を健康にする有益な免疫物質が大量に作られているんです。睡眠をとっていない昼間にはこのような有益な物質はあまり産出されないんです。だから朝いちばんの尿がいいのです」 ―――あと、尿でうがいをするだけでも効果があるのでしょうか? 「最近、分子量が1万5千以上のインターフェロンの舌下錠が用いられていることでもわかるように、口腔粘膜から体内に吸収されることが解明されたので、うがいでもいいことにはなります」 ―――その場合、さきほどもおっしゃったように、尿をそのまま飲むのは良くないんでしょうか? 「効果がないわけではありませんが、やはり、尿毒素や有害な物質も含まれていますから、あまりお勧めしません。また、尿などはすぐに細菌が増殖しますから、それも良くない。気になる人は診療所で処方しますからいらしてください。ただし、病気の人ですよ」 |
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