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> 愛飲者からの質問 J −1.パーキンソン病にルイボスTXは?
2.SODの作用...− |
レポート 058 |
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−1.パーキンソン病にルイボスTXは?− −2.医師からの質問 SODの作用時間は?− |
愛飲者からの質問 J |
今回は愛飲者の方からのご質問をもとに丹羽先生のお話をうかがってきました。 まず、最初のご質問は、パーキンソン病を患っていらっしゃる方が、ルイボスTX(ルイボスティーのエキスを濃縮して粉末状にしたもので、丹羽療法でも広く使われている天然の生薬)を飲んだところ、その日のうちにふらつきを感じたそうです。そこでかかりつけの医師のもとにルイボスTXを見せ、そのことを話したら、ルイボスのせいだからやめたほうがいいといわれたとか。これまでにもそのような事例があるのかどうか教えてほしいというご質問です。 このパーキンソン病とは、ゆっくりと進行する原因不明の神経変性疾患です。神経伝達物質のひとつであるドーパミンが減少する事で起こると考えられています。ドーパミンは、運動を円滑に行うように脳からの指令を筋肉に伝える神経伝達物質です。この命令がうまく伝わらなくなるので、運動の障害が生じます。くわしい原因はまだ不明の病気です。 日本では、人口1,000人当たりに約ひとりが罹患し、日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定され、高齢化社会を迎えるにあたって、今後ますます患者数は増えると予想されています。パーキンソン病は50歳、60歳代で発病することが多いのですが時には40歳前に発病する方もいます。 症状は、手足のふるえから始まり、動作がおそくなったりします。また、立ちくらみ、がんこな便秘、頻尿といった自律神経失調症の症状もあるそうです。 治療法は、現代の西洋医療では、脳に働きかけるドーパミン受容体刺激薬を使うことが主流のようです。ただ、長く使い続けたり、途中でやめたりすると意識障害など精神障害の副作用があるそうです。 さっそく質問について丹羽先生に聞いてみました。 ―――先生、パーキンソン病の方からご質問なんですが、ルイボスTXを使ったその日のうちにふらつきを感じたそうですが? 「パーキンソン病というのは、放っておいたら徐々に手足が動かなくなって、ご飯も自分では食べられないようになっていくんです。何もしなければ発症して10年くらいですべての運動機能が不自由になりますね。今はそれを遅らせる薬がありますが、治すわけではないから、いずれは動かなくなる、何をしても良くはならない大変な疾患です。しかも、その薬は、副作用で認知症になってしまう可能性があるわけで、おそらく患者さんはそのことは理解されていると思います。ですから少しでも副作用をなくすためにSODやルイボスを使われているんだと思います」 ―――SODやルイボスはパーキンソン病に効果的なのでしょうか? 「かなりいいと思います。SOD、ルイボス、それに意外に効くのがイチョウ葉エキスです。(イチョウ葉エキスは、イチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンを用いてフラボノイドやテルペノイド等の有効成分を抽出したものです。イチョウ葉エキスは、特に脳血管循環の改善効果を有するという報告があることから世界中で注目されています。厚生労働省資料より)これは健康食品として市販されています。これらを飲むと、副作用のある薬を飲まなくても症状の進行を遅らせることはできると思います」 ―――なるほど。ところで、このご質問の方は、かかりつけの医師からふらつきはルイボスTXのせいだと言われたそうですが? 「その医師は、何も知らないのによくそんないいかげんなことが言えるものです。飲んですぐにふらついたということは、ルイボスの好転反応です。ルイボスを飲んで、血の巡りが良くなり体が温まると、人によってはふらつきを感じるはずです。つまり、すぐにこのような好転反応が出たということは、この人にはルイボスTXが良く効いているということです。ぜひ、SODといっしょに飲み続けたほうがいい。ルイボスTXは腎臓の排泄も良くなるから」 |
小児科医の先生からSODの半減期について |
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