ホーム丹羽療法 治療レポート > 子どもこそ危険な放射線 −精神的な疾患にSODが効果的なわけ−
 

 レポート 053


子どもこそ危険な放射線
−精神的な疾患にSODが効果的なわけ−
 
   前回で鍼灸院の先生のお話を伺いましたが、そのときに東日本大震災の影響でうつ病や自律神経失調症の患者さんが増えているということでした。それだけでなく、ストレスの多い現代社会。精神的な疾患は激増しているといいます。目に見えないだけに理解されにくく悩んでいる人も多いそうです。
   そこで今回は、うつ病、自律神経失調症について、そしてやはり震災以後、質問の多い放射線の影響による甲状腺がんについて丹羽先生にお話を伺ってきました。
 
   緊張で萎縮した血管が自律神経失調症のもと!SODが萎縮を開腹させる
 
―――先生、震災以降、精神的な疾患が増えているということなんですが、神経的疾患とSODについてお話を伺いたいのですが?
「東日本大震災では日本中がみんな大きなショックを受けたのですから、精神的疾患が増えるのは当然です。とくに被災された方は、家がなくなった、故郷に帰れない、仕事がないと不安とストレスに苛まれ、交感神経がずっと緊張した状態が続いているんです。そうすると、エコノミー症候群がのようなもので、血液の循環が悪くなる。そうなると当然、まともな細胞も活動しなくなるという悪循環。実際に震災には遭っていない東京の人でも、ニュースなどを見て不安になるんです。そうすると交感神経が緊張して、血流が悪くなりおかしくなる。健全な体に健全な精神が宿るというように、体が悪くなると精神もおかしくなるんです。SODはそういうのを自然な状態に戻すんです」
 

―――SODを飲む事によって血流が良くなるからですか??
「そう。血流が良くなると、交感神経の緊張が取り除かれる。リラックスできる。さらにSODを飲むと体の細胞が元気になる」
 
―――うつ病も同じでしょうか?
「初期の軽いうつ病などは全部同じです。SODで戻ります。ただし、先天的なものや、重症化しているうつ病には無理です」

 
―――病院でうつ病や自律神経失調症で処方される薬はどのようなものですか?
「あれはほとんど睡眠薬。名前や量は違っても、みんな睡眠薬の一種。安定剤、睡眠導入剤という名の睡眠薬。そんなものを常用していたら、将来必ずボケます。それだけならいいが、この手の薬はどんどんエスカレートしていく。服用量が増えていく。薬なしでは眠れない、不安になって、薬漬け。社会復帰したくても一日中ぼーっとしていて仕事なんかできなくなる」
 
―――初期の状態ならSODを飲んで神経をリラックスさせると?
「そういうことです。もうひとつアドバイスをすると、夜寝る前、というか夕飯を食べた後は頭を使わないこと。どうしてかというと、ご飯を食べると胃袋に血がいくわけです。頭の血が胃袋の方にいくから、頭がぼーっとなる。そうすると眠くなる。そこで頭を使うと、今度はせっかく下に流れていた血がまた頭に上がってくる。こういうことです。理想は、ご飯を食べてから近所を10〜20分くらい散歩して血を下の方に流す。下半身を使うと下半身に血が流れるからいいんです。それからお風呂に入ってさっと寝る。そうすれば寝られます。なのに、ご飯を食べた後に本を読んだり、仕事の事を考えたりすると眠れなくなる。頭を使うのは昼間。晩ご飯を食べた後はリラックスする事です。若い時は、夜中まで仕事をして頭を使っていてもすぐに眠れるものだが、年とともに無理になってくる。実は僕も夜中まで研究することがあって、そうするともう眠れなくて困るんだ。実体験としてもだめですね」
 
   甲状腺がん、白血病、活発な細胞を持つ子供こそSODが必要
 
―――次に、やはり震災以後、関心の高い甲状腺がんについて伺いたいのですが?
「甲状腺がんは、他の臓器のがんに比べると死なない。というのは普通のがんい比べると非常に進行が遅いんです。普通のがんは、少しでも残すと、再発してしまうから手術の時に完全に取りきらないといけないんです。しかし、甲状腺がんだけは、本来なら全部摘出したほうがいいけれど、全部摘出してしまうと、ホルモンがゼロになるから、ホルモン低下症になって一生困る事になる。だからある程度、悪い所だけ切り取るんです。がんの進行が遅いから少し残してもそんなに困らない。数年が経ってがんが大きくなってからまた手術でとればいい。胃がん肺がんでそんなことしていたら大変な事になってしまいますが、甲状腺がんだけは特殊ですね。さらに、胃がんや肺がんは発症してから1、2年で危険な状態になりますが、甲状腺がんは7、8年はもちます。肺に転移したりしますが、転移してからも7、8年はもちます」
 
―――放射線の影響と受ける疾患というと?
「やはり甲状腺がんですね。特に乳幼児や子どもさんは受けやすいですね。放射性物質のなかに放射性ヨウ素という物質があり、これを含んだ空気を大量に取り込むと、のどの粘膜に付着する。のどには人間の成長をつかさどるホルモンを出す甲状腺があり、そこをやられるわけだ。40歳過ぎていれば、成長ホルモンは出ていないからあまり関係ないが、若ければ若いほどリスクは大きいですね。とにかく、放射線だけでなく環境汚染で害があるのは、いちばん活発な細胞なんです。体内でいちばん活発な細胞はどこか知ってますか?
   それは精子なんです。これは毎日、何億と作られている。だから、現代人に無精子症が多いんです。次に骨髄。ここは血液を作るところだから、放射線の影響で白血病が増えるんです」
 
―――活発という事は若ければ若いほど危険だと?
「年寄りは代謝が落ちているから放射線に関しては心配ない。とにかく子ども」
 
―――ということは放射線の影響が心配なら子どもさんもSODを飲んだ方がいいんですね?
「もちろん!絶対に飲ませて下さい。SODは放射線によって大量発生する活性酸素で、細胞の遺伝子が傷つく事をかなり阻止するから、子どもこそ毎日、飲ませて下さい」
 
―――どれくらいの量を飲めばいいですか?
「3包でも4包でも、飲めるだけ飲ませてあげなさい。僕は、放射線から身を守れるのはSODしかないと思っていますから、発病後でも、発病前でも被爆したら飲む、それしかないです。もちろん予防にもぜひ飲んで下さい」
 

152