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 レポート 052


SODを不妊症などへ利用
−鍼灸院の院長にインタビュー−
 
   今回はSODを利用している、東京は住吉鍼灸院の院長、栗山先生にインタビュー。口コミなどで評判の鍼灸院です。とくに不妊症の方が次々と妊娠されるとか。SODがその秘訣のひとつと言われ、お話をうかがってきました。
 
   理由が分からない不妊症、SODで卵巣の状態を改善
 

―――先生の鍼灸院には不妊で悩まれている方が多くいらっしゃるとか。鍼灸院で不妊療法を主にされているところはめずらしいですよね。不妊療法をされるようになったきっかけは?
「この住吉鍼灸院は開業して5年なんです。その前は別の鍼灸院に勤務していたのですが、その時代は特別に不妊療法はやっていなかったんですが、ただ、鍼やお灸をすると自然と妊娠される方が多かったんです。というのは、不妊症も含め婦人科系の疾患というのは、体の冷えなどが大きく関係しているからなんです」
 
―――なるほど、鍼やお灸をすると血行が良くなり、体が温かくなりますね?

「そうなんです。鍼やお灸で血行が良くなり、冷えがなくなると妊娠しやすい体になるんです。そのようなことが多かったものですから、開業したときに不妊症の疾患を専門的に施術していくようになったんです。僕自身も子供が3人いまして、非常に子ども好きですから、不妊症で悩んでいる方の役に立てればなと思っていたんです」
 
―――今、不妊症で悩まれている方、増えていますよね?
「多いですね。特に、子宮や卵巣に何も問題がなく、原因不明とされる方が多いですね。もともと漢方、東洋医療と不妊治療は相性がいいみたいで、西洋医療のクリニックでも漢方と併用されているところも多いですね」
 
―――西洋医療で不妊症の治療となると、検査や薬の副作用など、女性の負担が大きく、大変だと聞きますが?
「そのストレスがまた余計に交感神経を緊張させてしまうので妊娠しにくくなってしまう。負のスパイラルに入ってしまいがちですね」
 
―――ということは原因の分からない不妊で悩まれている人は、鍼灸、漢方治療にシフトしてみるといいですね。そんななかで先生はSODを使われているとか。どのように?
「SODはそれこそ不妊症の患者さんに使用しています。不妊症の患者さんで、40歳を越えたある程度高齢の方は、卵巣年齢も高くなり、卵胞の周りの卵胞液に活性酸素が増えるらしいんです。そうすると、その活性酸素が卵の質を低下させてしまう。ですからうちの患者さんである程度高齢の方には積極的にSODを勧めています。実際、SODで何人もの患者さんが、卵巣の状態が改善されて妊娠されましたよ」
 
―――実際に妊娠されている方が多いようですが、どのように勧めていらっしゃるんでしょうか?
「さすがに初めていらした患者さんにいきなりは勧めませんね。いいことは分かっていても、やはり高価なものですから、ある程度うちで鍼やお灸に通っていただいて、それでもなかなか結果が出ないような方に勧めますね。SODでやってみませんかと。あと、不妊症でタイムリミットがある方には、やることはすべてやりましょうと言って最初からお勧めします。不妊症でも、卵巣に問題があったり、着床環境に問題があったり、個々にいろいろありますから、状態に合わせてお勧めしています。血液状態があまりにも悪い方には酵素を飲んでもらっています。酵素は毛細血管まで入っていけるので、冷えの改善にもなるし、子宮内膜の状態も良くなるので、着床環境を整えるのにはいいですね。SODは卵の質を良くするために使用し、そのあと着床環境を整えるために酵素を使っています。これも個々に流れが違う場合もありますが、経済的に余裕のある方には両方合わせて飲んでいただいています。やはり、SODなどは続けてもらなわないとどうにもならないですから」
 
   リウマチにも鍼灸とSODを併用、今後はうつ病などにも
 
―――先生はいつ頃からSODを使われるように?
「3年くらい前からですね。きっかけは丹羽先生の本を読んだのが最初でした。白血病で亡くなられた息子さんのことを書かれた本で、すごく感動したんです。以前に勤務していた鍼灸院に、がんの患者さんが、わりに多くいらしていて、その方たちの施術をしていて、今の西洋医療におけるがんの3大療法というのに疑問を持っていたんです」
 
―――3大医療というと、抗がん剤、手術、放射線治療ですね?
「この3大療法に疑問を抱いていて、その関係の本をいろいろ読むようになったんです。近藤誠先生の『患者よ、がんと闘うな』や、免疫学の安保徹先生の本などを読んでいくうちに、がんや難病に対して、今の西洋医療ではなく、もっと根本的な治療法があるのではないかと思ったんです。僕の鍼の師匠もがんなどの研究をされているんですが、その流れの中で活性酸素ががんなどの原因の大元になっているのではないかと。そこからいろいろ本を読んでいくうちに丹羽先生にたどりついたんです。ですから僕もSODは毎日飲んでいますよ」
 
―――SODを飲まれていて何か変化はありますか?
「もともと体調が悪いということはないので大きな変化はないのですが、風邪をひかなくなりましたね。あと、予防と健康維持のために飲んでいます」
 
―――ほかにどのような疾患の方にSODを勧めていらっしゃるのですか?
「うちの施術としては、鍼、お灸、活法整体はどに加えてSODなどのサプリメントを併用しているんですが、特にリウマチなどの患者さんにはSODを飲んでもらっています。けっこう調子はいいようで、ずっと続けて飲んでくれていますね。膠原病の方にもいいようです。あと、いまはもう亡くなられましたが、がんセンターで余命数か月の告知を受け、手術もなにもできないと見放された60歳くらいの患者さんがいらっしゃって、その方はSODを一生懸命に飲んでくれました。丹羽先生にも実際にお会いして治療を受けられたようです。うちでSODと鍼とお灸を組み合わせて、1年以上も延命されましたね。安らかに逝かれたのでご家族の方も納得してくださいました」
 
―――先生が使われているサプリメント類は、どのように選んでいらっしゃるんですか?
「以前勤務していた鍼灸院ではものすごくたくさんの種類のサプリメントを扱っていたんです。同時に、ものすごい数の患者さんを毎日診ていたものですから、ある程度のデータが取れたんです。1日に200人から300人の患者さんの数ですから、何が効いて、何が効かないか、勉強させてもらいました。基本はSODのようにベースのしっかりしたサプリメントしか使いません。サプリメントもそれこそ動物実験しかやっていないものや、それすらもしていない、いいかげんなものがたくさんありますよね。そういうのはやはり使わないです。ですから、うちで紹介しているものはちゃんと効果があることが証明されているものだけですから、そんなに種類は置いていないんです」
 
―――今、SODを使ってみたい、気になる疾患はありますか?
「今、自分が興味のある疾患は、不妊症と自律神経失調症、うつ病などですね。そのなかで手ごたえを感じているのは不妊症なんですが、自律神経失調症やうつ病に対してのSODの効果や臨床例が丹羽先生のところにあるとありがたいですね。というのも、あの震災の影響もあると思うのですが、あれ以来、精神的な不安感を訴えてうちにいらっしゃる患者さんが増えているんです。以前は腰痛や肩こりの患者さんがほとんど、8割くらいの割合を占めていたんですが、今は不妊症と自律神経失調症やうつ病、不眠症の患者さんが半分を占めるようになりましたね。自律神経失調症やうつ病の患者さんは、心療内科にけっこう長い期間通われていて、薬漬けになっている人が多いですね。それでも原因が分からず、治らない、という方がたくさんいらっしゃいます」
 
―――治らない不安、薬を飲み続ける不安、不安の連鎖になってしまいますよね?
「お年寄りの方などは山のようにお薬をもらってきますね。あれを飲むだけでお腹がいっぱいになってしまいます。しかし、これらの疾患は、腰痛や肩こりと違って症状がわかりにくい。個人の感じ方の違いもあるし、目に見えて分からない。現代病としてこれからもっと増えていく病気ですから、SODと鍼灸などを合わせてアプローチしていけたらいいなと思うんです。そのあたりのSODの実績というか、エビデンスのようなものを知りたいですね。またほかにどのようなものを組み合わせればいいのかも。不妊症に関してSODは絶対的な自信を持っていますから、次はそちらのほうを知りたいです」
 
―――次回、丹羽先生に聞いてまいります。それまでの宿題ということで、ほかになにかSODに関しての希望とかございますか?
「患者さんからは飲みにくいとは言われますね(笑)。錠剤にならないのかと。しかし、これも唾液といっしょに服用するから効果があるんですよね。ほかには困ることはまったく見当たらないです。本当にSODと出会えて良かったです」
 

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