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 レポート 045


化学薬品とSOD併用の効果は?
−60歳過ぎの女性に多いへバーデン結節−
 
   丹羽先生がレギュラーでキャプテンの土佐清水病院野球部。去年はマルマンカップ草野球大会の全国大会でベスト4まで勝ち進みましたが、今年は惜しくも四国中国大会の代表戦に敗れ、高知県代表止まりでした。決勝戦が東京ドームで行われるということで、先生も今年こそは東京ドームで試合をするんだとがんばっていたのですが残念。しかし、全国大会(各県代表)出場選手最年長記録は今年も先生が更新されました。
   相変わらずお元気で取材の日も新横浜の診療所には先生の大きな声が響いていました。そんななか、今回もみなさまからいただいた質問を先生に答えていただきました。
 

 
―――薬剤師の方からの質問なんですが、薬の副作用を軽減すると言われるSOD様食品はどのように作用して軽減するのか。それは薬と一緒に摂取すると薬の作用を弱めるから副作用も軽減されるのか教えてほしい?

「私の治療で使用しているSODを始めとした治療薬は、天然の生薬、植物種子を焙煎、発酵、油剤化して作られるものです。これが非常に有効な形で体の中に入って、活性酸素や過酸化脂質などの発がん性因子に働きかけるわけです。これらの天然のものというのは、漢方薬もしかりですが抑えなければいけないものは抑え、上げなくていけないものは上げる働きをします。だから、薬の効果はそのままに、副作用を軽減させることができるんです。西洋医学の薬は、いいほにも悪いほうにも一方通行なんです。取捨選択ができない。SODのようなほんとうにいい天然のものは、なかなかないですけどね」
 
―――つまりSODは西洋医学の化学薬品に対してどうのこうのではないということですよね?
「そういうこと。様々な疾患及び、西洋医学の薬によっておこる副作用にも効果的だということです。これはマウスを使った実験的データにも表れています」
 
―――次の問い合わせは、指の関節が変形して痛むへバーデン結節(注1参照)についてなのですが、この疾患にSODは有効かどうか教えてほしいと?
「これは老化現象でおこるものだから治らないんです。60歳を過ぎた女性に多い病気だね。SODで少しは軽減するけど、治りはしない。何をやっても無理。その代わり、SODを飲んでいれば予防はできます。60歳になってこの疾患にかからないために早めにSODを飲むことです」
 
―――関節にいいとされるグルコサミンやコンドロイチンを飲むのは効果ありますか?
「だめだめ!あんなのはまったく無駄。効かない。トシをとって膝や腰が痛くなるとみんなグルコサミンやコンドロイチン、コラーゲンとかを飲むが、あんなものはぜんぜん効きませんよ。お金の無駄です。考えてみなさい、ポンコツの車が新車になるか?ならないでしょ。そんなものにお金を使うなら、その分SODを飲む量を増やした方がいい。SODさえ飲んでば関節痛にはならないから」
 
―――SODを飲む量を増やすとは、中高年になったら1日にどのくらい飲めば予防になりますか?
「60歳を過ぎていたら1日に6包くらい飲んだほうがいい。長い目でみて、結果的にはそのほうがお金の節約になるぞ。おまけに膝が痛い、腰が痛い、具合が悪いといって病院に通うストレスもないんだから。いいことだらけです。それとね、SODをより効果的に摂取するには、水やお茶で流し込んではいけない。そんなことをしたらせっかくの効果が半減してしまいます。SODの粉末を口に入れたら2分くらい口の中でそのままにしておくんです。唾液がでてきて混ぜ合わさるまで待つ。つまり、SODは飲むのではなく食べる感覚で摂取するんです。唾液にチェーンを切る力がものすごくあるんです。ごはんも200回くらい噛んで食べるといい。唾液の力はすごいんだから使わないともったいない」
 
―――なるほど。よくお年を召された方から、唾液があまり出ないからSODを噛んで飲むことができない。パサパサしてたべずらいので錠剤にしてほしいと言われますが、それではだめなんですね?
「始めはパサパサするけど、体が良くなれば唾液の出も良くなります。健康な人ほど唾液が出る。がんばって噛んでください。そうしていればSODの効果で唾液も出るようになります。錠剤にしては意味がなくなります。やっぱりね、70歳を過ぎてSODを飲んでいる人と飲んでいない人とでは老化の度合いがぜんぜん違いますよ。飲んでいる人はほんとうに元気。これが痛い、あそこが痛いなんてことはまったくない」
 
注1:へバーデン結節
指の第一関節が変形する関節症で、手の変形関節症のなかでは最も多くある疾患です。60歳以降の女性に多く、初期には関節の痛みや腫れ、発熱などの症状があります。症状が進行すると軟骨がする減っていき、それにつれて指が動かしにくくなってきます。関節が曲がってしまい、まっすぐに伸ばすことができなくなる場合もあります。指の変形性関節症の多くは数年で進行が止まり、痛みも収まりますが、変形した関節は元には戻りません。治療法は患部を暖め、なるべく指を動かさないことと、痛み止めの鎮痛剤を処方するくらいです。

 


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