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 レポート 037


SODの効果とその対処法について
−魚鱗癬、酒さ様皮膚炎、紫外線アレルギーなど皮膚の難病−
 
   今回、皮膚に関する質問がいくつか寄せられ、その中の一つには、SODは魚鱗癬にも効くのかどうかというものです。
   皮膚が魚の鱗のようになることからつけられたこの病気は、遺伝子異常による皮膚表面角質の形成障害が原因と考えられており、特にケラチンの遺伝子異常が原因のひとつと言われています。体温調節が難しく、根本的な治療法はまだみつかっていません。水疱型と非水疱型は、国の小児慢性特定疾患研究事業に認定されています。伝染性は全くないのですが、外見の印象が強い症状であるため、差別・偏見などの問題があります。
 
   SODだけでなく生薬を診療所で処方する必要が
 
―――先生、魚鱗癬にSODは効果があるんでしょうか?
「魚鱗癬、これは難しいですね。SODでは効かないんです。昔は田舎に多く、近親結婚などが原因のひとつでもあります。これは遺伝性のもので、小学校高学年から20歳くらいまで生きていると、わりと良くなってくる場合もあります。今の医療では何をやっても治らない病気のひとつと言われています」
 
―――丹羽療法でも難しいのでしょうか?
「いや、いちばんの原因である遺伝子、この遺伝子のところで効く薬があります。漢方薬だが、これは効きます」
 
―――どのような成分なのですか?
「冬虫夏草の一種で、遺伝子のところまでいって、悪い遺伝子をごまかして抑えてくれる、悪い遺伝子が悪さをしないようにしてくれるんです。この薬を使えば、遺伝子の異常からくる疾患はだいたいよくなりますね。魚鱗癬、膿疱性乾癬症など、みんな良くなります」
 
―――それらの疾患の方は、土佐清水病院に入院したほうがいいのでしょうか?
「入院しなくても診療所で薬は処方してあげるから、診療所にいらっしゃい」
 
―――それは朗報ですね。基本としてSODは免疫力を上げ、活性酸素を抑えることができるため、あらゆる疾患に有効ですが、丹羽療法はそれプラス様々な疾患に直接有効に働く生薬を使用しているということですよね?
「だから、SOD摂取だけで効果が出ない場合は、一度、診療所に来ることを勧めます。僕は間違いなく月に一度は全国の診療所を回っているんだから」
 
―――次もまた皮膚に関することですが、紫外線アレルギーにSODは効果的かという質問がきています。先生はいつも、紫外線を大量に浴びるときは事前にSODとビタミンCを多めに摂るようにおっしゃっていますよね。先生も炎天下で野球をされるときは10包くらい飲まれるとか?
「紫外線は活性酸素を異常発生させる元凶だから、SODはばっちり効きます。絶対に飲んでください。量は、紫外線の季節による強弱や、地域差があります。やはり4月から9月までは紫外線が強いので多めに。また、北海道など北極により近い地域はオゾン層破壊の影響を強く受けているから多めに」
 
―――あと、酒さ様皮膚炎、ナルコレプシーの方には?
「これらも皮膚炎を起こしてから活性酸素が悪さをするからSODは有効です」
 
―――これらはステロイドの副作用でなることがあると聞きますが?
「ありますね。ステロイドを塗り続けていると皮膚が薄くなるから、血が出てぼろぼろになる。皮膚を形成する組織細胞という若返りの細胞がやられてしまい、タンパクの合成ができなくなるんです。SODは繊維細胞がやられるのを抑える働きがあるから非常に効きますよ」
 
―――最後に、皮膚ではないのですが無菌性髄膜炎の手術後はどれくらいのSODを飲めばいいのかと?
「飲めば飲むだけいいですね。この手術は、骨髄液を抜くだけのものだから、またすぐに出てきます。それを防ぐには、SODを1日に二桁は飲んで欲しいですね。患者さんのなかには60包飲んで治った人がいます。こういう難病は極端に聞こえるかもしれませんが、本当に治したいなら60包くらい飲んで欲しいです。膠原病も1日に45包から60包飲めば10人中7、8人は良くなりますね」
 
―――SODを1日にそれだけの量、咀嚼して飲むのは大変ですよね?
「大変だと思いますよ。でも、命と引き換えなのだから大量に飲んで欲しいですね」

 


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