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−SODはどのような効果を?さらにSODの…− |
レポート 029 |
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心臓病を始めとする循環器疾患 | |
−SODはどのような効果を?さらにSODの好転反応とは?− | |
欧米に比べて日本では心臓疾患の患者さんは比較的少なかったのですが、食生活の変化、生活習慣の変化等により近年、心臓疾患の患者さんは増え続けています。とくに多いのが、ストレスやタバコなどの生活習慣病で、動脈硬化が原因となる虚血性心疾患です。狭心症や心筋梗塞はこれに分類されます。総患者数は全国で百万人とも言われています。 ほかに、脈の乱れを起こす病気。不整脈、心房細動、心室細動、房室ブロックなどや、生まれつき心臓に問題がある先天性心臓病。心房中隔欠損、肺動脈狭窄、心臓弁膜症、心膜の病気などがあります。 心臓というのは生きるために必要不可欠な血液を体内に送り出す、一番重要な臓器です。そのために、組織のいちばん要になるところを心臓部といった比ゆにも使われます。 今回はその心臓について、そして循環器系について、さらに、SODによって起こるさまざまな好転反応について丹羽先生からお話を伺ってきました。 |
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脱衣所、トイレは 心臓麻痺の危険ゾーン ―――心臓病といっても様々ですが、今回は、心臓病のメカニズムから予防の仕方やSODの効果などについておうかがいしたいのですが? 「心臓、つまり血管系の病気の話だね。血管の病気のことを脳心という。脳、心臓、血管の3つはすべて連動している。脳に来る病気は心臓にも来る。逆に心臓の動きが悪くて弁にカスが溜まると、それが脳に流れて詰まりを引き起こす。これが脳梗塞で、二次的に中風といって脳卒中による手足の麻痺、半身不随、言語障害などを引き起こすわけだ」 ―――原因としてはどのようなことがあげられますか? 「いちばん多いのはやはり老化からくる血管の弾力性の低下。血管が硬くなって弾力性がないと、物が詰まりやすくなる。それから生活習慣。いつも言っているように肥満、運動不足、ストレス、タバコなど」 ―――あと、お年寄りは寒暖差がよくなと言いますが? 「それそれ。昔は、この寒暖差でポックリ逝ってしまう人が多かった。というのも、昔の家の作りは、北側のいちばん寒いところにトイレがあったから。だから、田舎のじいちゃんばあちゃんはトイレで倒れる確率がものすごく高かった。特に朝方。年寄りはトイレが近いから、朝の4時か5時にトイレに行く。で、行って戻ってこない。みんなトイレで倒れていたわけだ。血管がもろくなっているところへきて、急に寒いところに出ると、血管がキュッと収縮する。しかし、弾力性がないから急に収縮しようとすると破れてしまうんだ。今は水洗トイレで機密性もちゃんとしているけど、昔は汲み取り式だから吹きさらしみたいなものだった。あと、多いのはお風呂場。脱衣所に暖房が入っている家というのはほとんどないでしょ。これも良くない。寒いところで裸になる。そして急に熱いお湯につかる。血管がキュッとなって溺死してしまうことが多い。年寄りがいる家は、脱衣所に小さな暖房器具を置くことだね。とにかく、70歳を過ぎたら急に寒いところに出ないこと。出るときはマフラー、帽子やフードをかぶる。そして長時間、寒いところを歩くのも避けることだな。気温がマイナスになると、脳の血管が固まるから、年寄りはだめ」 |
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脳梗塞にはSODが効果的 血管の弾力が蘇る ―――心臓病でほかに気をつけたいことは? 「心臓病には、生まれつき心臓の弁の回転が悪い人、心臓に穴が開いているという人などの先天的な心疾患がある。あと、途中から、風邪をひいたりした時に、たまたま菌が心臓の膜について、心臓の弁の動きを妨げ、心臓の締りが悪くなることもある。それと、老化による心臓の弁のところに血液の塊が溜まり、それが流れていって脳に詰まること」 |
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