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レポート 018 |
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−静脈瘤− | |
愛飲者からの質問 @ | |
どうしてできる静脈瘤 中高年女性の2、3割がすでにかかっている 今回は愛飲者の方々から「丹羽先生にぜひ聞いてもらいたいこと」として寄せられた質問のなかから静脈瘤について先生に聞いてきました。本題に入る前に、静脈瘤とはどのようなものか調べてみました。 静脈瘤は、お年寄りの人達にはすばこ≠ニいう呼び名で知られている病気で、主に下肢の静脈が拡張して蛇行するものです。足の血管がこぶのようにふくらんだり、足がつりやすい、むくみがとれない、疲れやすい、皮膚の黒ずみ、かゆい、といった症状が出た場合は、下肢静脈瘤の可能性が高いのです。 ただ、進行が遅く、命に関わる病気ではないので、そのままにしている人も多いというのが現状。また、高齢の女性に多く、中高年の女性の 3人から 4人にひとりは下肢静脈瘤になっているといわれています。 血液というのは、心臓がポンプの役割をしてくれるので、重力に逆らっても血液は全身に行き渡るようになっています。ただ、下肢は心臓から遠くにあり、戻るのに大変です。なので足の筋肉や静脈内にある弁の力を借りて心臓に戻ります。この弁や、血管などが長年の立ち仕事や遺伝的な原因などで機能が衰え、機能不全になったりすると、血液が溜まり、こぶになったり、蛇行してクモの巣のような紫斑ができてしまうのです。 血液は動脈を流れて栄養と酸素を運びます。そして組織や臓器に行って栄養と酸素を与え、二酸化炭素と老廃物をもらい、静脈を通って心臓に戻ります。つまり、きれいな血液が動脈を流れ、汚い血液が静脈を流れるのです。 日常の中でいうなら、動脈は水道水で、静脈は下水ということ。その下水が足に溜まった状態が下肢静脈瘤です。 ―――愛飲者の方から、どうして静脈瘤ができるのか?できる人といのは体質なのか?SODは有効なのか? 「相談された人は、おそらく年配の女性でしょうね。というのは、静脈瘤のできる原理を話せば分かると思う。血液というのは、心臓から動脈を通って流された血液は静脈を通ってまた戻ってくる。これは心臓がポンプの役割をして送り出したり吸い上げたりするわけだ。心臓がぎゅっと縮まったときに血液が送り出され、それが元に戻る時に血液も戻る。ところが、重力の関係で、上半身への血液は上がりにくいけど戻りやすい。しかし、下半身は心臓より下にあるから、下ろすのは簡単だけど、戻すのはなかなか大変なんだ」 ―――女性に多いというのはどうしてなんでしょうか? 「女性はな、もともと男性より血管の弾力性が弱くできているんだ。だから男性よりも血液が戻りにくい。女性がむくみやすいのはそういう理由から。さらに年をとってくると、弱い血管がさらに弾力性をなくし、そこに血液が溜まってしまうんだな。それが静脈瘤。だから下半身に多い。あと、立ち仕事の多い人、それも 1ヵ所にじっとしていてあまり動かない仕事に人に多い。美容師さんとか、デパートやスーパーの売り子さんとか、スチュワーデスさん、教師とか」 ―――体質や遺伝的なものはあるのでしょうか? 「そりゃ体が弱ければ当然、血管も弱いから、血液はめぐりにくいわな。それと遺伝。これも少ないけどあるにはある。あと、例外的に出産後の女性に、骨盤内で静脈の逆流が起こる場合もある」 ―――悪化するとどうなるんですか? 「悪くなるとどんどん血管が腫れてきて大きな腫瘍になってくる。血管がうっ血してアザができたみたいになって、そのアザが進むと潰瘍になり、黒ずんでくる。たいていの場合、悪化すると手術しかない。手術で取ってしまえば一時的には治るからね」 ―――手術で治るものなのですか? 「治るというよりは取り除けるという感覚だね。といのは、取り除いてもまた新しいのができるから。血管が弱いのは治っていないんだから」 |
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早めにSODを! |
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―――SOD様食品は効果的なのでしょうか? 「うちではSODと石風呂やね。僕は静脈瘤の患者さんにはSODを一日 8包づつ飲ませて石風呂に入れている」 ―――石風呂とはマグニー石のサンドバスのことですよね? 「そう。この風呂に入ると、たったの 3分で体中の血管がドクドク言い出す。これは血の巡りが良くなるから、死んでいる、もしくは弱っている細胞を元気にするんだ。静脈瘤の初期から中期くらいならSOD。それでもダメなら土佐清水病院に入院して石風呂だね」
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