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質疑応答

 
質問:SODを心疾患などの患者さんに飲ませると良くないというのはどうしてですか?

丹羽:「SODを飲むと血の流れが一気によくなるんです。そうすると一気に血液が心臓に流れていくから、先天性の心疾患などがある人にはあまり良くない。苦しくなりますね。それから、SODは血の循環が良くなるから、一時的にカイカイになる人がいます。そういう人と、大豆アレルギーの人をどうやって区別するかというと、アレルギーでカイカイ(痒い痒い)になる人は飲み続けていると、どんどんかゆくなる。逆に好転反応で血の循環が良くなって一時的にかゆくなった人は3週間、4週間したら収まってくる。続けて飲んでみてください。とにかく守備範囲の広い薬ですね。僕がこれだけ元気なのはそのおかげです」
 
質問:不整脈の人はどうですか?
丹羽:「これは飲んだほうがいい。しかし出血にはよくない。血流障害にはいい。つまったやつにはいい。それと、火傷の傷に効きます。1週間できれいになる。絶対にケロイド状にならない。女の人、顔傷つけたら飲むほうがいいです。変な美容形成に行くよりずっといい」
 
質問:温室栽培の野菜は栄養がないと言われていますが、そうなんでしょう?
丹羽:「栄養はちょっと落ちるでしょうね。あまり紫外線に当たっていないから。つくね芋というのご存知ですか?あれは、そこらの畑で育ったものはおいしくない。ねばりがない。しかし、山の中の石の間をぎゅーっと掻き分けて生えてきた芋はねばりがある。試練があると力がつく。朝鮮人参も、島根の畑に持っていって作ってもだめなんです。北朝鮮の日本海側の岩場のところから生えてきたものがいいんです。アガリクスもそう。製薬会社は、消費が多くて追いつかないからといって、アガリクスをタンクの中で栽培している。それは効かないですね。やっぱり自然の中で育ったものが効く。みんなそう。冬虫夏草も。ほんとうに効くんです。僕は4、5年前からどうして効くのか冬虫夏草のDNAを分析している。おかげで僕の患者さんも助かっている人がたくさんいる。それを製薬会社が目をつけた。すると、みんな培養してしまうんです。効きが悪い。製薬会社は効くと聞いたら大量生産してしまう。これでは効かないんです」
 
質問:合成されたビタミンとかが効かないといのは何かあるんでしょうか?
丹羽:「あるある。それは、細胞核にレセプターといのがある。受容体ね。SODの活性酸素を落とす機能は、この受容体に入っていく。人間や動物のレセプターは、先祖代々、天然のものをたべるようにできている。合成ビタミンは血液の中までは入るけど、細胞核に入るときにレセプターが嫌うんだ。合成ビタミンは血液中をうろうろするだけ。ビタミンCが活性酸素を落とすからといって、大量に取る療法があるけど、まったく効かない。5000t点滴してもだめ。やっぱりナチュラルでないとダメですね。ビタミンのジュース類もいっぱいでているけど、ダメです」
 
質問:私は市内の病院で医師をしております。佐野先生から伺い、今日は興味を持ってまいりました。お年のわりにはお元気で、分かりやすいお話に非常に感銘を受け、納得できました。これだけ治療面でいい成績を上げているものは、ぜひ広めて欲しいと思うんです。そこで質問ですが、ひとつは、現在、保険が通っている治療薬の中に抗酸化剤といのはあるのかどうかということ。それに関連した先生のSODのような作用を持つ薬が、現在治療している、保険薬でないとすれば、現在ある製薬会社と提携するなり協力して、保険適用薬にできるような可能性はあるのでしょうか?
丹羽:
「抗酸化作用を持つ薬は、西洋医学の薬の中にはないです。しかし、漢方には抗酸化作用が大なり小なり全部あります。ただ、チェーンを切ってやらないと、吸収されないのであまり効かないです。効く人と効かない人が出てきますね。
   もうひとつ。くやしいのは、がんの患者が癌センターで捨てられて、うちに来てほんとに良くなるんです。そんなとき、立派な先生は10人中ひとりかふたり。ああ、ほんとうに効いている。丹羽先生すごいなといってくれます。たいての先生は自尊心が強いし、頭にくるからボロクソにいうんです。エビデンスがない、と。化学薬品のエビデンスは、実際の患者さんに、偽物と本物をそれぞれ100人ずつに飲ませて、調べるわけすよね。しかし、僕のところに来る死にかけた患者さんに偽物を飲ませている猶予はないわけです。死にますよ。そんなこと、人道的にできません。
   僕は論文を書くときはアメリカの友人の大学の教授に連絡して、英語の論文に治してもらうんです。もう、欧米ではファーストチョイスで抗がん剤は使わない。ケモセラピーはやらない。助からないがんには、おいしものを食べて過ごさせる。抗がん剤は家族が言ってくれればやるだけです。ところが日本の医者のいけないとことは、うちのとうちゃん抗がん剤で助かりますか?と聞かれたら、やってみないと分からない、70パーセントの確率です、と言う。欧米のお医者さんは、家族が抗がん剤を使ってくれと言ってきたら、おたくのご主人は抗がん剤を使っても3ヶ月で必ず死にますよと言う。こうこうこれだけの副作用が出てますよと、納得してやらせている。
   向こうの超一流がん雑誌などにも抗がん剤批判は出ている。日本だけなんです。先日、その教授にSODや冬虫夏草の効き目の話をして、僕の論文を送った。そしたらその教授が、自分の先輩ががん学会の大物で、医学雑誌の審査員をしているというんです。あなたの論文を見せたらすごく喜んで、わしがこの論文を載せてやる、と。夏か秋には僕の論文が発表されると思います。それが出たら、厚生労働省も、もう黙っていられなくなると思います。もう、医師会も反論できなくなると思います。ほんとうに抗がん剤で苦しまずに、こういうものがあるんだということで、世界中に広めたいと言ってくれています。みんなが使ってやりましょうという希望が、やっとここ3ヶ月くらいで出てきたんです。
   20年、30年先は、僕の名前は出なくていいから、日本でもこの考え方をお医者さんが理解してくれる時が必ず来ると思います」

 

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