[§5 丹羽博士が開発した「シミ・ソバカス・シワ・肌あれ」対策]

§5

「有害な化学化粧品」と
「優れた自然化粧品」との相違

丹羽靱負・土佐清水病院院長:安心の医療・本当の健康

 

  本項では「多くの化粧品が有する課題」および「優れた化粧品」のあるべき姿について掲載しました。なお、本項中の「活性酸素」や「過酸化脂質」などの用語の意味は、§1・§2に詳延されています。
 
 

化粧品の課題1

活性酸素と不飽和脂肪酸が問題

 
 
著者が医者の卵だった頃、一流化粧品メーカーの製品でも、消費者の間にひどい化粧品皮膚炎(かぶれ)惹き起こしていました。これは、化粧品の中の不飽和脂肪酸に紫外線が当たり、紫外線は地上で物体に当たりますと、最も強力な活性酸素を発生するのですが、この強力な活性酸素が不飽和脂肪酸と反応して過酸化脂質を作り、この過酸化脂質が顔の皮膚で、皮膚炎・かぶれを惹き越していたのです。
  それ以後、化粧品の許可条件に、化粧品の容器は、紫外線を通さないものを使うことと、化粧品中に含まれる不飽和脂肪酸の量を厳しく制限する事などで障害は減少してきたようです。
 
 

化粧品の課題2

化学薬品による皮膚の障害が問題

 
 
次いで、最近の化粧品で問題となっていることに、化学化粧品による皮膚炎があります。化学薬品を原料とした化粧品を原料とした化粧品を使うと、まず、何人かに一人は、ある化学薬品に皮膚が過剰で、どうしても皮膚炎・かぶれを惹き起こすことがありあます。
  また、初めに化学化粧品を塗布していて皮膚炎を起こさなくても、使っているうちにその化学薬品のアレルギーになり(医学的に化学薬品に“感作される”といいます)、アレルギー性の皮膚炎を起こすようになることがあります。
 
 

化粧品の課題3
化粧品中の防腐剤・殺菌剤などが問題

 
  多くの化粧品メーカーは、何とか害のない自然化粧品を作ろうといろいろ努力をしてきていますが、一番ネックになっているのは、天然の原料を使用しようとしていますが、原料が腐敗したり、黴(かび)が発生したりして、長持ちしないという欠点があります。
  これを克服するにはどうしても防腐剤・殺菌剤を入れなければならなくなり、せっかく天然の植物・種子の原料を使用していても、100%自然化粧品でありえないので、名目は「自然化粧品」と銘打っていても実体は純粋に自然化粧品ではないのです。
  また、天然のものを原料にすると、どうしてもできあがったものの色が美しくなく、色調が化粧品としてふさわしい魅力に欠けるため、どうしても、セールスのうえからも、化学薬品の着色料(合成色素)を入れて、きれいに魅惑的な色をつけて販売しようとする傾向が避けられず、皮膚炎を発生する原因を作っています。
 
 

化粧品の課題4
化粧品中の防腐剤・殺菌剤などが問題

 
  従来の自然化粧品として販売されたものの大きな欠点は、原料として(化粧品であるため)植物油脂を使用しますが、油剤中に若干の不飽和脂肪酸が含まれ、店舗販売の際、紫外線を通さない容器を使用していても、紫外線による変化をどうしても受け、過酸化脂質を作ってしまうことが完全には避けられず、皮膚炎やかぶれを起こす原因になっています。
  そのため、油脂の材料に、化学薬品の流動パラフィンやワセリンが使用されていることが多く、好ましい傾向とはいえません。

SOD自然化粧品

 
  著者の研究では、これらの化粧品の問題を解決するため、SOD様食品に施した発酵法をもちいることにより、天然の「原料の腐敗」と「色調の悪さ」と、さらに紫外線による過酸化脂質の生成の3つの欠点を克服することに成功し、100%純枠な天然原料から作った、皮膚炎・かぶれを起こさない自然化粧品ができたのです。

 
 

SOD自然化粧品の特色

原料に活性酸素を除去する素材を使用

 
  原料には、多くの疾病やシミ・ソバカス・シワなどに有効な、優れたSOD様食品に使用した、大豆・ゴマ・柚子汁などが使われています。
  したがってSOD様食品と同様に、強力に活性酸素を除去する効力を有しています。
 
 

私たちの顔の皮膚は絶えず紫外線に照射され、大量の活性酸素から、大量の過酸化脂質が作られ、シミ・ソバカス・シワへとつながります。SOD様化粧品による、真の美容をお薦めします。