米国の薬剤使用の基本

   米国では、薬剤の副作用を最小限にするために医師用教科書のは、以下のような記載があります。

 T 可能なら全ての薬を中止せよ。不可能なら出来るだけ多くの薬を中止せよ。
 U 薬の数が増えれば、副作用の可能性はねずみ算的に増える。 
 V 4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばぬ危険な領域にいる。
 W 高年齢のほとんどは、薬を中止すると体調が良くなる。

 

日本の薬剤使用の現状


 ● 認可薬剤の数
  世界10ヶ国語に翻訳され、治療の国際的標準とされる『メルクマニュアル』に登場する薬剤は約500種。ところが、日本で認可されている薬剤は15,000種、この内の「新薬」のほとんどは、海外に通用しないだけでなく、未知の副作用が心配。

 ● 薬剤費は世界一
  国民一人あたりの薬剤費は、英国の3.2倍・米国の1.6倍・ドイツの1.5倍。この結果、薬禍や薬害が多発している。

※上記のように、私たちは病気になれば多くの薬剤が投与されます。投与された薬剤の中には、副作用として「活性酸素を介して急性的(特に慢性的)に臓器に障害を起こす」薬剤も少なくありません。

 

活性酸素を介した薬品の副作用


 ● 急性的な場合
  医薬品ではありませんが農薬パラコートの大量服薬で、肺に大量の活性酸素が発生し、肺の細胞核のDNAが傷害を受け呼吸困難で死亡しています。

 ● 慢性的な場合
  抗癌剤の長期投与や放射線の長期被爆は大量の活性酸素を発生し、細胞核のDNAを傷つけ癌の転移などを招くことが、最近の研究でわかってきました。

※対策 : 慢性的な場合には、活性酸素の除去のために「SOD様食品」の摂取が有効であるとおもわれます。