関西で美容師をされていた山口さん。77歳の今はさすがに引退されましたが、70歳までは現役でばりばり働いていました。
春先のある日、それは突然やってきたのです。「急に、鼻水が出て、目がシバシバするんです。そして咳。おかしいなあと。最初は風邪でもひいたかなと思っていたんです。でも、熱はないから初期症状だと思って暖かくして早寝したりしていたのですが、一向に良くならないんですわ。それどころかひどくなる」
そのうちに鼻水、鼻づまり、咳き込むことが増え、夜に眠れなくなったのでした。不眠は瞬く間に健康を害します。山口さんも、咳で上半身が収縮して肩が凝り、頭痛や食欲不振などが次々と襲い、とにかく毎日が憂鬱でした。「そうしたら今度は肘や首周りが痒くなって、掻いているうちにガサガサになったんです。薬局で咳止めやら、漢方みたいなのをいろいろ買っては飲んでみたんですけど、ぜんぜん良くならないんです。もう、わけがわからなくなりました」
話をうかがってみると、山口さんの症状はアトピー、喘息、花粉症が合併したものと推測できるのですが、なにせ70歳での発症ですから、わけが分からないというのが本当のところでしょう。「病院?ええ、薬局の薬ではらちがあかなし、子供たちも病院に行けというので行きました。そうしたら、花粉症だと。私ら、そんな病気のことなど知らなかったものですから、マスクをすることもしてなかったんです。えらい流行っているんですね。聞いたら周りにも同じような人がいっぱいいて、年寄りだけではなく、若い人も多いというから、大変ですよね。私の場合は、それだけでなく、アトピーと喘息もあると言われてびっくりでした。咳が治らないはずですわ。さっそく点滴をしてもらいました」
そうして両手いっぱいの大量の薬を処方された山口さん。いったいどれがどの薬かなど分かるはずもなく、とにかく言われたとおりに飲んでいたそうです。点滴も2週間、毎日続けたそうです。「そうしたら、咳なんかは少し治まったんですが、今度はなんか胸が苦しいんです。車酔いみたいに胸がムカムカして、食べ物もまったく食べたくなくって、これはおかしいと。病院の薬が良くないんじゃないかと思って、すぐに病院に行って先生にどの薬がいけないのか聞いたんです。でも、先生もわからないっていうんですわ。いい先生で、一生懸命に診てくれるんですよ。でも、治らないというか悪くなって、困りました」
薬は化学薬品ですから、処方される種類が増えれば増えるほど複雑な化学反応を示し、副作用を併発する可能性があります。当然、点滴にはステロイドが処方されていたはずです。どれがいけないのか先生にわからないのも当然かもしれません。「こんなに調子悪くなる薬なんか、いいはずないと思ったんですね。そのときに、丹羽先生のことを思い出したんです。」
というのは、山口さん、発症してから丹羽先生の講演を聞いていたのです。丹羽先生は当時も今も、土佐清水病院を本拠地に毎月、全国9箇所の診療所を回って診察をしています。それと平行して、大学の特別講義や各地の講演会で講演をしています。山口さんがたまたま聞いた講演はそんななかのひとつでした。「なんでも、副作用のない薬を研究していて、アトピーやがんなんかを治している偉い先生が話しに来てくれるというんで行ったんです。そのときに聞いた話を思い出したんです。細かい内容までは覚えていなかったんですが、なんか妙に先生のことは覚えていたんです。信じられるというか、本物だというか。でも、当時、私は病院の先生からもらっている薬を飲んでいましたから、すぐにSODのことには頭が回らなかったですね」
でも山口さんは、そのときにもらったSODのパンフレットのことを思い出したのです。「とにかく1箱送ってもらったんです」
1年半前、2009年10月のことでした。発症してから実に5年もの間、悩み苦しんだのです。「1日4包ずつ飲み始めて半月くらいしたら、咳がずいぶんラクになっていることに気づいたんです。特に昼間。夜は少し出ますが、以前に比べたらラクで、なによりも夜、ぐすり眠れるようになったんです。そうしたら食欲も出るわ、肩こりはなくなるわ、おまけに便秘まで治って、いいことずくめでびっくりしました。病院でいただいた薬はそのときにやまました。以来、一切飲んでいません」
以来、山口さんにとってSODはなくてはならないものになりました。「きのうも神戸に遊びに行ってきたんです。ゴールデンウィーク中でものすごい人でしたけど、SODを飲んで行ったからまったく疲れなかったですね。以前は人ごみのなかに1時間以上いるとものすごく疲れて、旅行も億劫になっていたんですけど、SODのおかげで若返りました。バックにも必ず入れているんですよ。何かのときにこれさえ飲めば大丈夫だと思うから。私にとって安心の1包です。先生たちにはほんとうに感謝しております」
77歳で人ごみのなか観光されるなんて、どれだけ若返られたのでしょうか。安心の1包≠ニは名言です。ありがとうございました。
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