2年前、突然後頭部に激痛があり、1日15時間も寝ているのではないかというぐらい、体がだるくつらくて、起きておれませんでした。諸検査の結果、原因は脳下垂体腺腫(良性)と判明いたしました。さらに、造影剤を用いたMRAの検査から、実際には開いてみないと分からないが、硬い骨のような感じで大きくならないのかもしれない、と言われました。また、視野も正常で、生理もあることから、とりあえず手術は行わない方向でいます。
ただ、私にとっては、青天の霹靂ですから、その日からストレスとの戦いでした。食欲はあるものの眠れない日が続き、精神的に落ち込み、デパスを服用しました。1年後には、眼がチラチラするようになりめがねを作り替えたのですが、度が合わず、さらに辛くなりめがねを元に戻しました。それらのことが、ますますストレスとなり、精神的な緊張となっていきました。
きつい頭巾をしたように頭上がしびれ、歯茎がしびれていました。口の中の知覚障害で、ご飯が熱くて熱くて仕方がありませんでした。その他、家の中に引きこもって寝ている、などのことから、うつ病や自律神経失調症と言われ、ルボックスやセパゾンなどを服用した結果、少しずつ改善されていきました。
また、仰向けに寝ると、頭の中がグラグラし、背中が痛くて、上半身から両側の内側まで痙攣が起きたようになります。時に、頭痛というより、頭の中の筋肉、血管、神経、細胞が戦争を起こしたように、動き回る感じもしました。起きあがるとそれらの愁訴は解消していましたが。 |