活性酸素により「発症・悪化」する疾患群

  ここでは、活性酸素および過酸化脂質(活性酸素とLDLコレステロールから作られる)の弊害によって、発症・悪化する疾患群を関連学会の研究者の報告から掲載します。)

 

丹羽靭負・土佐清水病院長[京都大学 医学博士]
激増  活性酸素が死を招く(日本テレビ出版)・SOD様作用食品の効果(SOD情報センター)
SODが癌治療に革命を起こす(廣済堂)・アトピー99%治癒の証明(日本テレビ出版)から

 
  活性酸素は、侵入してくる菌や異物を溶かすために必要な物質であると同時に、過剰生産で、細胞外に流出して身体に悪さをします。これを【酸素公害】と呼び、現代病の原因の90%にも及びましす。

活性酸素が関わる疾患

@血管系疾患 : 血管の老化、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、脳血栓など
※SOD様作用食品の特徴の一つ、血管壁に付着して血管を細くする過酸化脂質を除去すること。
 
A内科系疾患 : 癌、糖尿病、肝炎、腎炎、胃潰瘍、腸管潰瘍、性欲減退など
※癌予防・治療は、丹羽博士が開発した「天然SOD製剤が癌治療に革命を起こす」としています。
 
B皮膚系疾患 : アトピー性皮膚炎、シミ、ソバカス、シワ、肌荒れ、火傷など
※アトピー99%は「活性酸素の除去」で治癒するそうです。
 
C特殊な疾患 : 膠原病、関節リウマチ、パーキンソン病、ベーチェット病、川崎病、レイノー病など
 
Dそ   の   他 : 一般の炎症(花粉症、鼻炎など)、白内障、冷え性、肩こり、疲労、二日酔いなど

 

 
加藤邦彦・東京大学院理学系助手
わかさ(95-04)・毎日新聞(94-03-05)から

 
  空気中には、酸素が約21%含まれています。この酸素濃度を50%にして、ネズミを飼えば、通常なら3年半生存するネズミが半分の寿命になってしまいます。仮に、酸素濃度が100%では、1週間も生存できません。無くてはならない酸素が毒になるのは、酸素が身体の中で、毒性の強い活性酸素に変わるからです。
  脳の老化にも活性酸素は大きく影響しています。年を取ったネズミに活性酸素除去剤を投与すると、そのネズミの記憶力や体力が回復することが実験で判明しています。

活性酸素が関わる疾患

@血管系疾患 : 血管の老化、動脈硬化、脳卒中、狭心症、心筋梗塞
 
A内科系疾患 : 発癌、癌の転移、糖尿病、胃・十二指腸潰瘍、呼吸器疾患
 
B皮膚系疾患 : アトピー性皮膚炎、火傷、シミ、ソバカス
 
C特殊な疾患 : 関節リウマチ、ベーチェット病、川崎病、パーキンソン病、アルツハイマー型痴呆
 
Dそ   の   他 : 一般の炎症、白内障

 

 
皆川信子・新潟薬科大学講師
ファルマシア(Vo.1 No.9)から

 
  活性酸素は、様々な病気を引き起こしますので、【 悪玉酸素 】or【 野獣酸素 】と呼ばれています。
 

活性酸素が関わる疾患

@循環器系 : 動脈硬化、虚血-再灌流障害
A呼吸器系 : 肺気腫、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)、パラコート中毒 
B脳神経系 : 脳浮腫、外傷性てんかん、パーキンソン病、脊髄損傷 
C消化器系 : 急性胃粘膜障害、潰瘍性大腸炎、クローン病、薬物性肝障害、急性膵炎
D 血 液 系 : 異常へログロビン症、薬物性貧血、播種血管内凝固症候群(DIC)
E内分泌系 : 糖尿病
F泌尿器系 : 糸球体腎炎、薬物性腎障害
G皮膚科系 : 火傷、日光皮膚炎
H支持組織系 : 膠原病
I 眼 科 系 : 白内障、未熟児網膜症
J  腫   瘍 : 化学発癌(薬物性)、癌化学療法、放射線療法

 

 

 

 三石 巌・慶応大学元教授
■ 脳の老化にも活性酸素が大きく関与する
  「むやみに怒鳴ったり、怒ったりする人ほど、早くからボケる」と言われています。「喜怒哀楽」は、情動脳(古皮質=動物の脳)を働かせるが、この中で、特に「怒哀」は情動脳を働かせ、エネルギーを大量に消費します。
  情動脳でエネルギーを大量に消費した結果、活性酸素が大量に発生し血管の老化=動脈硬化を招き、「ボケ」ることになります。

 近藤元治・京都府立医科教授
■ 活性酸素が関わる疾患
  老化、動脈硬化、脳・心疾患、糖尿病、白内障、発癌、てんかん発作、自己免疫疾患、凍傷、火傷、貧血、アルツハイマー病など

 酒井 豊・防衛医科大学元教授
■ 活性酸素が関わる疾患
  老化、狭心症、心筋梗塞、糖尿病、白内障、老人性痴呆、ストレス性疾患、リウマチなど