<14> 放 射 線 療 法 と 活 性 酸 素
癌に使う放射線療法の危険性
丹羽靭負・土佐清水病院長著:「激増   活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版刊)から

  放射線の作用原理 : 放射線はヒト殺しに使われるだけでなく、治療や検査にも使われます。放射線を癌細胞に照射すれば、癌細胞の中枢である核のDNAがOH・(活性酸素の一種)に溶かされ、当然、癌細胞も死滅することを利用したのです。

 

放射線療法は皆殺しの原理

 
■ 癌細胞は正常細胞より生命力が強い!
  癌は正常な細胞より何十倍も強力で生命力の強い、岩のような化け物の細胞で、放射線を、癌患者に使った場合、癌細胞の近縁に存在する正常な細胞も癌細胞と同様に放射線を浴びて、両者の力関係から、癌細胞が弱りかけた時には、もう正常な細胞は極限まで弱り、死滅寸前の状態になってしまうのです。
 
■ 癌細胞が死ぬ前に人間が先にダメになる
  従って、ここで治療を中止しなければならないので、せっかく弱まりかけた癌細胞は元の元気な姿に戻ってしまうのです。これが癌が治らず、死亡につながってしまう理由なのです。癌細胞が死ぬ前に、人間が先に死んでしまうのです。これを放射線療法や抗癌剤のtotal killing(皆殺し療法)と呼ぶのです。

 

 
原子爆弾を患部に当てているのと同じ

 
■ 放射線療法は広範囲に正常細胞も殺す
  放射線療法は化学薬品の抗癌剤が効きにくい癌があり、これに対して選択的に放射線療法が行われます。いくら放射線療法が改良されたからといっても、体の全体、あるいは中心部に放射線が放射されますと、やはり癌細胞だけでなく、広範囲に人間の正常な細胞をも殺すのが現実です。小型の原子爆弾を患者さんにぶつけているのと同じです。
 
■ 放射線療法は大切な免疫機構を傷害する
  放射線療法を受けた患者は、倦怠感を訴えるだけでなく、正常な人間の細胞、即ち、大切な出血を止める血小板、黴菌やウィールスと戦う食細胞リンパ球極端に減少してしまうので、大変な問題をはらんでいるわけです。

 

 
放射線療法は新規の癌・奇形の原因に!

 
  放射線は、癌細胞の核のDNAを溶かして死滅させる以外に、正常細胞の遺伝子を傷つけてしまう可能性もあります。放射線治療をされても、生き残った細胞は(死なない程度に放射線を浴びて、生き残った細胞)は、核のDNAの遺伝子が傷ついたままで生存し、遺伝子の傷は、発癌、さらに奇形の原因になるのです。