リウマチ性疾患は自己免疫疾患
リウマチ性疾患には、いろいろな種類(前項で述べた6種類)がありますが、リウマチ性関節炎は活性酸素が関係している病気です。この病気の原因は、まだよく分かっていませんが、関節に炎症がおこって痛む病気です。ウイルスや細菌の感染を抑える免疫機能が異常に働くためにおこると考えられ、「自己免疫疾患」の一つともいわれています。
活性酸素が免疫疾患の原因
リウマチ性関節炎にかかった人の関節には、免疫に関係する白血球の一種の好中球が多くみられます。この好中球は、ウイルスや細菌を殺すのに活性酸素を使いますので、この好中球がつくりだす活性酸素が、こうした障害をひきおこすのではないか、と考えられています。 |