SOD療法の症例からA
皮膚を掻くと、肉が落ちるほど悪化したアトピーが、6日で劇的に治したSOD療法
山本桂子・24歳・無職:月刊安心(96-01)から
 
               
 

ステロイドの副作用で無排卵性月経に!

 
  私は今年の(1995年)9月、土佐清水病院でアトピー性皮膚炎に治療を受け、どんなにお金と時間をつぎ込んでもよくならなかった症状が、劇的に改善しました。
 
● アトピーになったのは、5歳のときから…
  生まれつきのアレルギー体質だった私が、アトピー性皮膚炎になったのは、5歳のときです。自分の顔を意識するようになったときには、私の顔にはまゆ毛というものがなく、顔の肌はまるで象のようなシワがよってカサついていました。体じゅういたるところに湿疹が出ていて、ひどいかゆみで授業にも集中できないほどでした。
 
● 中学2年生・ステロイド剤の副作用で出血し、無排卵性月経の診断!
  そして、かゆみを抑えるため使い続けていたステロイド剤の副作用が、初潮が始まったころから現れました。生理のたびに出血が1ヵ月、2ヵ月と長期間続き、中学2年生のときには、ついに7ヵ月間止まらなくなりましり、無排卵性月経の診断を受けてしまったのです。
 
● 二十歳・ステロイド剤の中止によるリバウンドで苦しむ!
  3年前には副作用をおそれて、私はステロイド剤の使用を止めることにしました。私が本当に苦しむようになったのは、それからです。象のようにカサついた皮膚が、ステロイド剤を使わなくなったりリバウンドで、今度はグジュグジュになり、皮膚から黄色い汁がにじむようになったのです。また、体調も悪くなり、ほとんど寝たきりの状態になってしまいました。
 
● 二十四歳・肉汁が出て、肉がはげ落ちる!
  今年の3月、ある病院に行き始めてからは、より悲惨な状態になりました。治療法が私の体質にまったく合っていなかったのでしょう。顔をはじめとして、全身がスポンジ状になり、あとからあとから黄色い汁がにじみ出し、毎日3回も服を取り換えないと、着るものが皮膚にピッタリとはりつくようになったのです。このころからは、皮膚をかきむしると肉が落ちてくるようになってしましました。

 

 
土佐清水病院での入院中での経過

 
  今年9月、親戚から土佐清水病院のことを聞いた私は、ワラにもすがる思いで、治療を受けるため、四国へ向かったのです。
 
入院初日
  病院での治療は、毎日1回、シャワーを浴びたあと、看護婦さんに軟膏をぬってもらうことと、病院で出される『SOD様作用食品』と『ルイボスティーの粉末』を飲むことでした。軟膏はベタベタするので、ぬったあとに全身を包帯でグルグル巻きにします。
 
入院2日目
  治療を開始して2日目の朝、シャワーを浴びるために包帯を取ったときの感激は忘れられません。グジュグジュのスポンジ状だった湿疹が、乾いてカサブタになり、バラバラと落ちてきたのです。そして、包帯をはずした皮膚には、かゆみというものがまったくなくなっていました。泣きながら何時間でも体をかきむしっていた昨日までが、まるでウソのようでした。
 
入院4日目
  一緒に入院していた人から「顔の皮膚が一枚になったわね」といわれたとき、私はうれしさのあまり泣いてしまいました。私の顔は今年の6月から、色素沈着による黒ずみとスポンジ状になって体液が浸出している部分がまじり合って、まだらになっていたのです。それが、薄めの紫色に色素沈着してはいましたが、均一な質感になったのは、なによりうれしいことでした。そして、すっすらとではありましたが、まゆ毛も生え始めていたのです。
 
入院6日目以降
  皮膚の3分の2は汁の浸出が無くなり、象のように深いシワはかなり浅くなっていました。この、最初の6日間の回復が最も劇的で、あとは緩やかに、でも確実に回復に向かったのです。再生した皮膚は、始めのうちは茶色でしたが、入院後半の10〜14日で、最初の30%くらいの濃さになっていきました。そして17日目に退院するときは、ほとんど全身の皮膚が、本来のスベスベの皮膚に変わっていたのです。

 

 
丹羽靭負博士の一言アドバイス

 
  2歳の子供と20歳の成人を比べると、成人の方が18年長く環境汚染にさらされています。子供より大人に重症患者が多くなってきている事実は、アトピーに大きな原因が環境汚染だという観点から考えると、よく理解できることです。となると、空気の綺麗なところへ移住するのが一番ですが、それは難しいでしょう。
 
副作用がないSOD
  再発を防ぐためには、食事指導を守り、SOD様作用食品の服用を続けることをお勧めしますSOD様作用食品の原料は、100%天然の植物なので、副作用は一切ありません。また、体内に必要以上の量を摂取しても、余剰分は体外に排出されますから、その人が本来持つSOD誘導能(活性酸素を取り除くシステム)が低下する心配もありません
  もしも、今後かゆい皮疹が出たら、すぐにAOA軟膏で抑えてください。これは長期間、極端にいえば、一生使い続けても安心です。