肝臓を傷害する活性酸素と過酸化脂質
肝炎に有効なSOD様作用食品
丹羽靭負・土佐清水病院長:「激増  活性酸素が死を招く」(日本テレビ出版)から

 

SOD様作用食品を飲ませてば、水銀中毒にならない

 
■ 薬物中毒による肝炎で過酸化脂質が関与
  ウイルス肝炎などを除く薬物中毒による肝炎では、八木國男・名古屋大学教授の研究にもありますが、肝臓で特殊な過酸化脂質が作られ、肝臓をいためつけて肝障害が発生することが動物実験で確認されています。
 
■ SOD様作用食品がラットの肝障害を防ぐ!
  また、山根・千葉大学教授のラットを使って実験で、水銀を飲ませると、急激に肝障害を起こします。その場合、これは山根教授の実験されたデータですが、丹羽博士のSOD様作用食品を初めからラットに飲ませて起きますと、水銀を服用させても肝障害が起こらないという実験結果が得られています。
  この実験は、水銀などの化学薬品で肝臓に過剰な活性酸素や過酸化脂質が作られ、肝臓をいためつけていた証明です。

 

 
肝臓は唯一過酸化資質を解毒する臓器

 
■ 肝臓は過酸化資質を分解する大切な臓器
  過酸化資質は、活性酸素と違って体内でできたらなかなか体外に排出きれないで困った悪者≠ナすが、実は、この排泄されない過酸化脂質の唯一のはけ口が肝臓なのです。肝臓は活性酸素を除去するSODと同じ、高分子抗酸化剤であるグルタチオン・パーオキシターゼ(GSH‐Px)が大量に存在する臓器で、このグルタチオン・パーオキシターゼが唯一悪者≠ナある過酸化資質を肝臓で分解してくれるのです。すなわち、身体の方々でできた過酸化脂質は肝臓に運ばれてきて、余り強力、敏速な効果はありませんが、徐々にグルタチオン・パーオキシダーゼが肝臓でこの過酸化脂質を分解してくれるのです。
 
■ 活性酸素や過酸化脂質の除去がうまくいかなければ肝障害に
  従って、肝臓は過剰な活性酸素や過酸化脂質が集中する場所であると同時に、これらを消去しょうとする高分子の抗酸化剤の活躍する場所でもあり、この消去作用の方がうまくいかない場所でもあり、この消去作用の方がうまくいかない場合、当然肝障害が発生するのです。
 
■ ウイルス肝炎の進行に、活性酸素や過酸化脂質が関与する!
  また、最近よくみられるウイルス肝炎(B型・C型)は、直接の発生原因は、ウイルスですが、ウイルス肝炎が進行し、慢性肝炎、肝硬変などをおこして、肝臓が硬くなってきますと、肝臓の血流障害が起こり、二次的に活性酸素や過酸化脂質が関与して、慢性肝炎、肝硬変の悪化を助長します。

 

 
SOD様作用食品はウイルス肝炎の
慢性肝炎・肝硬変に効果的

 
■ 活性酸素・過酸化脂質が、慢性肝炎・肝硬変の進行に関与!
  丹羽博士の低分子抗酸化剤(SOD様作用食品)は、以上の理由でこのようなウイルス肝炎の(特にB型に箸効)慢性肝炎、肝硬変によく効果がみられるます。また、SOD様作用食品が効くことから、逆に活性酸素、過酸化脂質が、ウイルス肝炎の慢性肝炎、肝硬変の進行に関与しているという証明の一つにもなります。
 
■ 肝炎に対する「SOD様作用食品」の効果
  下の表は「B型およびC型肝炎に対するSOD様作用食品の臨床効果」を表するものです。これより、SOD様作用食品は肝炎(特にB型)に、極めて優れた効果を表することが理解できます。

肝炎に対するSOD様作用食品の効果
  箸 効 有 効 やや有効 無 効 判定不能 有効率
B型肝炎 14 12 6 6 3 84%
C型肝炎 3 12 10 27 6 48%