病気予防は第一に日常健康管理、次いで「SODロイヤル」
健康の管理には、病気に関する知識が欠かせません。本シリーズでは、さまざまな症状と病気との関連を掲載し、読者の方が適切な治療の機会を逸することなく、早期の精密検査をするための資料を提供いたします。 |
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「右下腹部の痛み」というと、「盲腸」。一般の方々にも常識となっている。 |
Q1… 虫垂炎の発症機序と腹部の痛みが生じる位置を説明してください? |
A…虫垂は内容物が出入りしており、過労や暴飲暴食が続いたときなどに、ウイルス感染が起こり、炎症ができると考え考えられているものの、まだはっきりとは分かっていないのが現状である。 そして、虫垂炎イコール右下腹部痛も、最初は異なる。「最近は、みぞおちの痛みだったり、腹部中央、へそのあたりの痛みだったり関連痛があります。」そして、次第に右下腹部に限局した痛みになる。炎症の程度によって痛みの度合いも違うが、我慢してほうっておくと腹膜炎を起こし大変な事態を招くこともあるので、すぐに病院へ。 |
Q2…虫垂炎以外で、右下腹部痛を認める病気は? |
A… |
Q3…左下腹部通を訴える代表的な病気を説明してください? |
A… |
【 大腸憩室炎 】 大腸の一部が、袋状に外に向かって膨らんだものを大腸憩室という。大腸の中でも、上行結腸と下行結腸、S状結腸にできやすい。 憩室ができると、内容物が入り込み、炎症を起こすことがある。これを大腸憩室炎という。腹痛や腰痛のほかに、まれに腸閉塞や腹膜炎を合併することがある。 【 虚血性腸炎 】 腸への血液循環障害によって起きる虚血性腸炎は高齢者に多く見られる特徴がある。高齢者は程度の差はあれ、動脈硬化が進み、これが小腸や大腸の血行障害を引き起こす。もちろん、ほっておけば狭窄のみならず、腸に穴があき、腹膜炎を起こすので、痛みはそうならないてめのサイン。 治療としては、絶食して点滴、抗生物質などで2週間くらいで回復するのもあるが、完治したいで症状固定になるケースもある。
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