「癌」の予防は第一に食生活、次いで「SODロイヤル」

  酸素は、私たちに必要不可欠なものです。しかし、酸素から過剰な活性酸素ができると、その酸化作用で細胞の膜や核を傷つけます。その結果、動脈効果や糖尿病、癌など老年病を引き起こします。
  癌を引き起こす主因といわれる活性酸素への対策は、先ず日常の食生活に注意することが先決です。本シリーズでは、食生活から見た「癌予防」のポイントについて掲載します。しかし、食事だけでは、癌を予防できなことも事実です。そこで、不足する活性酸素対策(癌予防対策)に、「SODロイヤル」を摂取するのも一方策です。

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Q1 : 膀胱癌では、再発が課題?
Q2 : 乳酸桿菌を用いた療法は?
Q3 : 乳酸桿菌の実験はどのように進行している?
Q4 : 他の癌に対する「ビオラクチス散」の効果は?

丹羽SOD様食品の摂取症例から

22ヶ月で「悪性リンパ腫」が完全消失

     

Q1 膀胱癌では、手術後の再発が課題といわれていますが、実状はどうなのでしょうか

A…乳酸菌飲料といえば、子供の飲み物と思っている人が多いかもしれない。しかし、乳酸桿菌は、膀胱癌の再発を防ぐ有力な物質として大きな期待を集めている。
  膀胱癌は、再発率の高いことで知られている。癌が膀胱の粘膜にとどまった段階(表在性膀胱癌)ならば、膀胱を摘出しないで尿道から挿入した内視鏡で癌を切除できる。おかげで前と同じように排尿できるのだが、残っている膀胱から癌が高率に再発してくるのだ。
  赤座教授によると、再発率は年に50%。1年に半分の人が再発することになる。「これをどう防ぐかが問題なのです」。再発には2種類ある。
 
膀胱癌の再発@…取り残し
  ひとつは、癌の取り残しや前癌病変の成長によって起こる再発である。膀胱癌は多発性で、いくつもの癌ができていることが多い。その中には、手術の時点では、目に見えない小さな癌や前癌病変も含まれている。こうした癌の取り残しが、やがて成長し、癌として現われる。
膀胱癌の再発A…原発性のもの
  もう一つは、二次性の原発癌である。膀胱癌になった人は、何かの発癌要因をもつと考えられる。したがって、100%癌を切除できても、新たな癌膀胱に出来る可能性あ高いのである。

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Q2膀胱癌のBCG療法は副作用が強いなどの問題がある、といわれていますが、より新しい、乳酸菌を用いた療法はどうでしょうか?

A…新たに膀胱にできる二次癌に対しては、これまで有効な予防方法がなかった。その予防に、大きな期待を集めているのが乳酸菌飲料に含まれる乳酸桿菌なのである。
 
【 偶然に発見された乳酸菌の効果 】
  癌予防食品は、食品成分を探索して見つけられることが多い。ところが、乳酸桿菌は、現実に膀胱癌になった患者の日常生活が発見の糸口になった珍しい例だ。
  話は、十数年前にさかのぼる。ある病院に膀胱肉腫(膀胱癌の一種)のおばあさんが入院していた。何度摘出しても、膀胱肉腫が再発していたのだが、不思議なことに全く転移がない。注意してみていると、このおばあさんは乳酸菌飲料が好物で、まくら元に並べて1日に何本も飲んでいた。

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Q3膀胱癌に対する、乳酸桿菌を用いた実験はどのように進行していますか?

A…主治医は、この乳酸菌飲料に癌が転移しない何かの原因があるのではないか、と直観したのである。
 
【 乳酸菌飲料によるマウスの実験 】
  そこで、主治医は、この膀胱癌細胞の提供を受けてネズミに移植。一方のグループに乳酸菌飲料を飲ませてみた。すると、乳酸菌飲料を飲んでいたネズミは癌の生育が遅い、という結果が出たのでる。
  乳酸菌というごく身近な飲み物で、癌の成長が抑えられるのだろうか。以外な結果に驚いた主治医の上司は、本格的な研究に取り組み出した。
 
【 乳酸桿菌による臨床実験 】
  自分が担当する膀胱癌の患者に強力してもらい、一方の人たちには従来通りの治療を、もう一方の人たちには乳酸菌飲料に含まれる乳酸桿菌を乾燥させた粉末「ビオラチクス散」を飲んでもらった。
  ビオラクチス散は酸に強く、飲んでも胃酸に殺されずに、腸の中に入っていく。そして、腸内細菌のバランスを良くするというので、昔から整腸剤として使われてきたものだ。対象とした患者数は少なかったがこのテストで「ビオラクチス散」を飲んでいた患者は、膀胱癌の再発が少ないという結果が出た。この結果を得て、本格的な研究が始まった。
  今回は、参加施設も多く、より科学的な手法で試験が行われた。膀胱癌の患者に了解を得て実験は行われた。
 
ビオラクチス散の実験@…癌の切除後、1日3gのビオラクチス散を飲んでもらった。1日3gのビオラクツス散は、代表的な乳酸菌飲料にすると3本分に相当する。すると、やはりビオラクチス散を飲んでいたグループでは、癌の再発率が低く抑えられていた
 
ビオラクチス散の実験A…そこで、次に再発の危険度別に試験(二重盲検試験)が行われた。
@初めての膀胱癌で癌が1個だけ
A初めての膀胱癌でも癌が多発している
B再発で癌が1個だけ
C再発で癌が多発している

  @からCになるに従って再発の危険性が高くなる。@は再発の危険度が低いので除外し、残りのA〜C群で、同じように一方にはビオラクチス散を飲んでもらった。もう一方には、比較のために為薬を飲んでもらった。そして、定期的な内視鏡検査をして2年半後。
AとBのグループ(つまり中程度に再発の危険性が高いグループ)…ビオラクチス散を飲んでいると再発率が明らかに低く抑えられていた。さらに、「普通は再発の度に癌細胞の悪性度が高くなっていくのですが、ビオラクチス散を飲んでいると、再発しても悪性度が高くなるケースがすくなかった」という。むしろ、再発しても、癌細胞の悪性度は低くなる傾向さえあったという。
Cにグループ(最も再発の危険性が高い、つまり再発でかつ多発性の膀胱癌)…残念ながらビオラクチス散を飲んでいても、再発率に差はなかった。赤座教授は、その原因を「このグループ群の場合、原発性二次癌という色合いも濃いのですが、癌の取り残し、つまり手術の時点では肉眼的に見えなかった小さな癌や前癌病変が成長して再発したという要素が大きいのだ、と思います」と考えている。

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Q4膀胱癌だけでなく、他の癌に対する「ビオラクチス散」の効果は検討されていますか
A…「腸内細菌が悪さをするという意味ならば、膀胱癌より大腸癌の方が影響は大きいはず。とすれば、ビオラクチス散は膀胱癌の再発だけではなく、大腸癌や肺癌、子宮癌などにも効果があるかもしれない」という。
  ビオラクチス散は、乳酸菌飲料に含まれているぐらいだから、毒性がないことも強み。膀胱癌だけではなく、ほかの癌でも予防効果が期待される。

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  本症例はすべて、丹羽博士が院長を務める土佐清水病院での、末期癌を含めた重症の患者の症例です。博士が長年かけて研究開発した「天然SOD製剤 BG104」および『天然低分子抗酸化剤 SODロイヤル』を治療の主体とした症例を掲載しています。
  治療の詳細を知りたい方は、丹羽博士の著書「天然SOD製剤がガン治療に革命を起こす」を参考にして下さい。

T ・Yさん  男性  62歳  悪性リンパ腫

現症ならびに来院時所見
  平成4年10月頃より微熱が続き、某大学病院で悪性リンパ腫の診断を受け、平成5年1月当院に来院。来院時には右頸部に鶏卵大の硬いリンパ節腫脹を触れ、咳嗽(がいそう)、喀痰(かくたん)強く抗癌剤による顔色不良が目立ち、胸部レントゲンにて右肺門部と左肺尖右側に瀰慢性(びまんせい)の陰影を認めた。腫瘍マーカーもIAP1055、フェリチン275と高値を示していた。BG104と低分子抗酸化剤「SODロイヤル」を所定の量(省略)の投与した。
 
臨床経過
  2ヶ月後の平成5年3月より急速にマーカーの低下、正常化が始まり、同年7月には頸部リンパ節腫脹も縮小し、JAPが498、フェリチン86.6となった。さらに、同年11月には顔色も回復し、時折見られた微熱もなくなり、頸部リンパ節腫脹もほぼ消失し、マーカーもさらに減少、正常化を示し、胸部の異常陰影も減少傾向を示した。
  平成7年3月には、マーカーも全て正常化、熱発もみられず、頸部リンパ節腫脹も完全消失した。
 
考察と結論
 
本症例は臨床症状および多角的所見(リンパ節腫脹、マーカー値、胸部レントゲン)などが、丹羽療法で急速に改善されており、著効を示した症例というに異論はないと思われる。