「癌」の予防は第一に食生活、次いで「SODロイヤル」
酸素は、私たちに必要不可欠なものです。しかし、酸素から過剰な活性酸素ができると、その酸化作用で細胞の膜や核を傷つけます。その結果、動脈効果や糖尿病、癌など老年病を引き起こします。 |
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Q1… 昔からニンニクは体に良いと言われていますが、これまでの研究成果は? |
A…アメリカでは、数年前から国立癌研究所を中心に、癌予防食品の研究が進められている。中でも、特に重視されているのがニンニクである。ニンニク独自の臭みは、イオウ化合物が癌予防に効果があるといわれている。 これをヒントに、高田講師らは、ニンニクの癌予防効果を研究してきた。これまでの研究では、イオウ化合物の中でも油に溶ける脂溶性物質に、大腸癌や胃癌を抑制する効果があると報告されています。 |
Q2…癌の発生過程とニンニクがその発生過程を阻止するメカニズムについては? |
A…私たちは、ニンニクに含まれるイオウ化合物を脂溶性のものと水溶性のものに分けて、それぞれラットの肝臓癌の前癌状態を抑えるかどうかを実験したのです。 |
Q3…ニンニク中の水溶性成分が癌の抑制に有効なことは分りましたが、その水溶性成分が、どのような機序で作用するのでしょうか? |
A…高田講師たちは、ニンニクに含まれる水溶性のイオウ化合物に肝臓の前癌病変を抑える効果があることを実験で見つけ出した。 |
Q4…ニンニクの癌抑制効果を検討する上で、今後の課題は? |
A… 課題@食品かそれとも抽出物か 「食品で、癌を予防する場合、食品そのものを食べるのか、有効成分を抽出して取るのか、という問題が出てきます。ニンニクの場合、食べて癌を抑制するかどうかは、まだ不明。鮮度の問題もあるし、調理で成分がどう変化するかも分りません。とすると、有効成分を抽出して取った方がいいのではないか」と高田講師は考えている。 課題A人の肝臓にも有効か否か また、今回の実験は、動物で実験的に前癌病変を抑制することが分っただけで、それが人間の肝臓癌にも当てはまるかどうかはわからない。人間の場合、肝臓癌はC型肝炎ウイルスの感染や飲酒、さらにそれに付随して起こる肝硬変に合併して起こるケースが大半だ。そこで、今後は自然に肝硬変になるラットやC型肝炎ウイルスなどを使って、より人間に近い状態での研究が必要である。 【 一口メモ 】 ● 有効成分はアリシンやアリキシン これまでの研究では、においの成分で強い抗菌力を持つアリシンが癌を防ぐといわれている。 動物実験では、揮発性のイオウ化合物が、皮膚癌、大腸癌、肝臓癌、肺癌などを抑制すると報告されている。また、最近、外的なストレスにさらされたときに作られるアリキシンという物質に、癌抑制作用があることが発見された。 |
本症例はすべて、丹羽博士が院長を務める土佐清水病院での、末期癌を含めた重症の患者の症例です。博士が長年かけて研究開発した「天然SOD製剤
BG104」および『天然低分子抗酸化剤
SODロイヤル』を治療の主体とした症例を掲載しています。 Y ・K さん 女性 23歳 甲状腺癌 甲状腺癌手術後肺に転移 |
● 現症ならびに来院時所見
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