「癌」の予防は第一に食生活、次いで「SODロイヤル」
酸素は、私たちに必要不可欠なものです。しかし、酸素から過剰な活性酸素ができると、その酸化作用で細胞の膜や核を傷つけます。その結果、動脈効果や糖尿病、癌など老年病を引き起こします。 |
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Q1… 緑黄色野菜の癌予防効果はよくマスコミで報道されていますが、もっと詳しく知りたいのですが。 |
A…緑黄色野菜の癌予防効果というと、少し健康に興味のある人ならば、すぐにビタミンAやカロチンを思い浮かべるのではないだろうか。しかし、緑黄色野菜の癌予防効果は、それだけが理由ではないようだ。 緑黄色野菜やレバーに豊富な葉酸とビタミンB12で、その可能性を示したのが、加藤教授である。加藤教授は、肺癌の光化学療法などで知られる癌治療の第一人者だ。 ところが、80年代、多くの患者を診る中で、胃を切除した患者に高率で肺癌が発生していることを確認した。なぜ、胃を切除した患者に肺癌が多いのだろうか。 昔から、胃を切除すると「悪性貧血」という合併症が起こることが知られている。胃を切ると葉酸やビタミンB12の吸収ができなくなり、放置するとその欠乏から悪性貧血が起こるのである。 すると、肺癌の発生にも葉酸やビタミンB12の欠乏が関係しているのではないだろうか。実際に、加藤教授によると「葉酸やビタミンB12は、傷ついた遺伝子を修復する働きがあることが知られている。」という。 癌は遺伝子、中でも癌の発生を抑える、癌抑制遺伝子が傷つくことで発生していく。破算さんやビタミンB12は、この癌抑制遺伝子の傷を修復する働きをするのである。 そうなると、当然不足した葉酸やビタミンB12を補えば、癌の発生がおさえられるのではないか、という考えがでてくる。 |
Q2…緑黄色野菜の癌予防効果についての研究は、どの程度まで進んでいるのですか? |
A…しかし、世界には同じようなことを考える研究者がいるものだ。92年には、ドイツの研究者が「胃を切除した人は、肺癌の発生率が高まる」と発表。 |
Q3…緑黄色野菜の葉酸とビタミンB12は、実際の人の肺癌ではどの程度有効ですか? |
A…加藤教授らが、葉酸とビタミンB12の有効性の実験で、協力を依頼しあのは、タンの検査で扁平上皮化生(前癌状態)が見つかった人たちだ。扁平上皮化生というのは、気管支の粘膜の細胞が、本来の顔とは違う顔つきに変わった状態を指す。 |
Q4…喫煙がなぜ肺癌の原因となるのか、について知りたいのですが。 |
A…肺癌の予防を考えるときに、避けてはとおれないのが喫煙の問題だ。肺癌は、癌検診の対象となっているが、それでも治る段階で発見される人は3〜4割にすぎない。胃癌などに比べると、今もなお手ごわい癌なのである。 加藤教授が治療と同時に食べ物による癌予防に力を注いでる理由もここにある。そして、喫煙者は葉酸とビタミンB12の効果という点でも不利な状況にあるといっていい。 たばこの煙に含まれる発癌物質は、分っているだけでも60種に及ぶ。これが細胞を慢性的に刺激し、細胞を癌化させていく。しかし、別のルートでは、たばこが葉酸の働きを抑える結果、細胞の変化が起こりやすくなるとかんがえられているのである。 |
Q5…喫煙者は緑黄色野菜をよく食べると、肺癌になりにくにいのですか? |
A…加藤教授も「緑黄色野菜をよくたべていると、肺癌の発生率が低下するという報告がありますが、これもカロチンの作用だけでなく、葉酸の血中濃度が高くなって発癌物質の作用を抑えることも影響しているのではないか」と考えている。 葉酸は、傷ついた遺伝子の修復に働き、少なくとも前状態(扁平上皮化生)にある細胞を改善することが加藤教授の研究で明らかにされている。葉酸とビタミンB12を服用し続けていた人は、最終的に血液中のこれらの濃度が2倍にも増えていった。それが前癌状態の改善に作用したと見られている。 ところが、たばこは葉酸などのビタミンを破壊し、その血中濃度を低下させることが分っている。そこで、加藤教授は、まず禁煙、少なくとも喫煙者は葉酸などのビタミンを補給する必要があると指摘。 そかし、それでもなお前癌状態(扁平上皮化生)になる人の2割は、一度もたばこを吸ったことのない人たちだ。これは間接喫煙や大気汚染、ディーゼル車から出る排ガスなど、汚染された空気が大きな原因、と加藤教授は強く指摘している。「汚れた空気が、どれほど国民の健康を害しているかわかりません。空気がきれいになれば、肺癌や肺気腫はもちろん、喘息やアトピーなどの病気も激減するはず。証拠がないでは済まないのです。これは、社会全体で取り組まなければいけない問題です」。 |
本症例はすべて、丹羽博士が院長を務める土佐清水病院での、末期癌を含めた重症の患者の症例です。博士が長年かけて研究開発した「天然SOD製剤
BG104」および『天然低分子抗酸化剤
SODロイヤル』を治療の主体とした症例を掲載しています。 M ・N さん 女性 47歳 乳癌 |
● 現症ならびに来院時所見
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