シミやソバカスに活性酸素が関係する

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Q1 : お肌を痛める活性酸素とは?
Q2 : 活性酸素とシミ、ソバカスやシワとの関連は?
Q3 : 紫外線以外の活性酸素を発生し、悪影響を及ぼす物質は?

丹羽SOD様食品の摂取症例から

色素沈着、シミがほぼ消失!

  はじめに…女性の関心事の一つに美容が上げられます。最近では、男性も美容に関心を持つ時代になってきましたが、美容には、お肌の健康が欠かせません。
  最近の研究では、美容の大敵であるシミ・ソバカス・肌荒れなどに活性酸素が大きく関与することが分かってきました。
  活性酸素を除去するSOD様食品の生みの親である、丹羽博士は、「シミ・ソバカス・シワは、体内に発生する活性酸素と紫外線照射の増加で助長されます。」としています。
  活性酸素を除去するSOD様食品は、シミ・ソバカスに有効なばかりでなく、肌荒れをなくして、肌のきめ細やかさを取り戻し、若々しい肌を作ります。
  本号と次号で、活性酸素を除去して、健康なお肌をつくる方法を掲載します。さあ、あなたのお肌も、お化粧による表面だけの美容でなく、日常生活で体内に発生する活性酸素を除去して、身体の内部から素敵にリフレッシュ!

 

Q1 お肌の美容は、活性酸素の退治から始まります!お肌を痛める活性酸素とは?

A…活性酸素の弊害については、これまでのQ&Aに詳述してきましたが、概略的には次のようです。
 
@活性酸素は、非常に反応しやすい物質
  私たちが呼吸する酸素は、電子の数が一定のほかの物質と反応しにくい形をしています。ところが、活性酸素は電子の数が不安定で、他の物質と反応しやすいのです。
  活性酸素にはさまざまな種類がありますが、私たちに最も知られているのが。過酸化水素、つまりオキシドールです。オキシドールを傷口に塗ると、一瞬のうちに泡を発生して(反応して)、ばい菌をやっつけてくれます。オキシドールとばい菌との間で電子のやりとりが行われ、その結果ばい菌が死滅します。
 
A日常生活において、活性酸素の発生が増加する要因は多い
  活性酸素は、「異物(ウィルスなど)の侵入」、「食品添加物や防腐剤などの様々な化学物質」、「様々なストレス」、「激しいスポーツ」、「紫外線照射」などによって発生します。
  このうちシミ・ソバカス・シワには、紫外線が大きく関与します。
 
B体内で発生した活性酸素により、人体に生じる傷害はさまざま
  体内に発生した過剰な活性酸素は、異物(細菌やウィルスなど)を攻撃するとともに、正常な血管内壁や内臓を攻撃します。そのため活性酸素は【ジキルとハイド(丹羽博士)】といわれることがあります。
  体内で作られた活性酸素がごく少量でも、長期間体内で蓄積され、細胞核のDNA(遺伝子)を傷つけます。その結果正常な細胞が再生できず、私たちは発癌、次の世代では奇形につながります。
 
C活性酸素は、肌を長期的に侵す有害な過酸化資質をつくる
  血液中の活性酸素と脂質が反応して、過酸化脂質となります。この過酸化脂質が皮膚の細胞を酸化させ、シミ・ソバカス・の原因となります。
  この活性酸素や過酸化脂質の除去が、シミ・ソバカスの予防や改善につながります。

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Q2活性酸素の弊害はわかりましたが、活性酸素とシミ、ソバカスやシワの関連は?

A…シミ、ソバカスやシワのいずれも、活性酸素と紫外線が関与しています。
 
[ シミ・ソバカスの原因 ]
@活性酸素により、メラニン色素の沈着が促進される
  化粧品メーカーや皮膚科の医者を困らせているシミ、ソバカス≠ネどはメラニンという色素の皮膚への沈着によって起こることはよく知られています。
  最近、紫外線により大量に発生した活性酸素(実際は、活性酸素と飽和脂肪酸によってできた過酸化脂質)が、メラニン色素の形成反応を強力に促進することがわかってきました。
  必須アミノ酸から2段階、3段階を経てメラニン色素が形成され、シミ、ソバカスやシワをつくることはよく知られています。この段階の変化は、すべて酸化によるもので、しかもどの段階にも活性酸素が関与しています。
  生体には「自己酸化損傷」ということがありますが、活性酸素こそ、自分自身の肌や皮膚の細胞を酸化させ、損傷をあたえる元凶なのです。
  とにかく、活性酸素があればお肌はたちまち酸化してしまうと考えて間違いありません。酸化の現われがシミであり、ソバカスであり、シワなのです。
 
A顔のシミは、活性酸素との戦いの跡
  顔などにできるシミも、実は活性酸素と不飽和脂肪酸によってできた過酸化脂質のなれのはてなのです。過酸化脂質は連鎖的に被害者と加害者をつくりだしますから、被害を最小限に止めるようこれを取り押さえなければなりません。
  そこでメラニンという色素がでてきて、この過酸化脂質の加害者づくりを止めさせます。それがシミです。年をとると増加することから、老化色素とかボフスチンなどといわれています。
 
[ シワの原因 ]
@シワは活性酸素による皮膚色素の破壊が原因
  また、シワの原因の1つに、活性酸素が皮膚の謬原繊維を破壊することが考えられています。
  
Aシワは、「光老化」のサイン
  光の悪影響として、よく知られているのは顔のシワだ。カラスの足跡や深く刻み込まれたシワは、ほとんど顔など日光に当たる部分にしかできない。これが「光老化」の典型的サインだ。
  このシワは、加齢による生理的老化現象からできるシワとは異なる。高齢者の腹や太ももにできるシワは細かいちりめん状で、前者とは異質なものである。

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Q3紫外線以外に、活性酸素を発生してお肌に悪影響を及ぼす物質はありますか?

A…お肌をめぐる生活環境の悪化、つまり環境汚染が挙げられます。例えば、薬品や洗剤や食品添加物によっても、活性酸素は発生します。
 
@世の中のものの大半が「美肌の敵」といえます
  前章では、紫外線を中心に、お肌の話をしてきましたが、それでは日光にあたらなければいいかというと、そうはいきません。
  私たちの生活の中には、紫外線に代わるお肌の悪敵はたくさん存在しています。
  第一に化学物質があります。薬品や洗剤や食品添加物も活性酸素の戦力を高めますし、環境汚染も水質汚染も、いま世の中のものの大半「美肌の敵」です。大きな証拠をお目にかけましょう。
 
Aオゾン層の破壊により、今後は皮膚癌が多発する傾向
  いま、フロンガスなどによる南極上空のオゾン層の破壊が人類の一大事として心配されています。 
  環境汚染によってオゾンが現在量の1パーセント破壊されると、悪性の黒色腫が増加し、しかも、この黒色腫による死亡率が非常に高くなるというので、世界の科学者は真剣に憂えています。また、皮膚癌が多発します。
 
B農薬や排気ガスによる汚染も、活性酸素を発生し、お肌に悪影響
  農薬がしみ込んだ野菜を食べることも、排気ガスを浴びることも、日光も、お肌に悪いというだけで、これらを避けることはできないのが現代生活です。
  これらの現代生活における活性酸素の増加要因が、シミ・ソバカス・シワの発生に関与しているといっても過言ではないのです。

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丹羽
博士の著書には、アトピー性皮膚炎を始めとして、シミや火傷によるケロイドなどが改善された症例が掲載されています。ここでは、美容とくにシミに関する症例を掲載します。

 
改善例T
  数年来より、写真下左にみられるように、顔面に異常色素沈着が認められ、大量のビタミンC、E内服を含む、多くの治療をしたが、改善しなかった。SOD様作用食品を、1日6包内服させ、3ヶ月後には、写真下右のように、色素沈着がほぼ消失した。
 

 

改善例U
  今ここに面白いエピソードを1つお話いたします。私は大阪のある大学の皮膚科の講師をしていますが、私より五、六年先輩の皮膚科の教授が、今から四、五年前に私を呼び、「実は僕の女房が四、五年前から顔に大きなシミができていて、何を飲ませても効果がない。君のSODとかいう健康食品が、シミ・ソバカスに効くそうだが、女房に送ってくれないか」といわれました。
  私は秘書に指示して、私の開発したSOD様作用食品を教授の奥様にたくさん送らせたところ、その数ヵ月後、奥様から毛筆で「四、五年続いてどうしても治らず、みっともなかった顔のシミが消えてきました。こんな嬉しいことはありません。」という、感謝の意を込めたぶ厚いお手紙をいただいたのでした。