1994年右乳癌と診断され、手術後化学療法を受けた。しかし、2年後肺転移が証明され、当院を受診した。患者は2ヶ月の化学療法を受けて来院していたが、直ちに中止し、BG−104の内服を開始した。腫瘍マーカーがBG−104内服開始後1ヶ月で上昇したので(図13)、BG−104にBG−103を追加併用した。BG−104とBG−103の併用治療後、マーカーは低下を続け(図13)、図14、15にみられるように、転移性の肺の陰影も縮小を続けた。
図13
図14 図15