症例5:74歳、男性、前立腺癌
1996年10月生検によって前立腺癌と診断され、ホルモン療法と化学療法を受けた。化学療法で薬疹が発生し1ヶ月後に中止せざるを得なくなった。その後患者はホルモン療法と併用してBG−104の内服を行なったが3ヶ月後再びホルモン療法による薬物肝炎を発症し、ホルモン療法も中止せざるを得なくなった。リンパ節転移もある前立腺の腫瘍が図8、9(左写真)に見られるが、BG−104内服5ヶ月後、図8、9(右写真)に見られるようにほぼ消失した。再発もみられず、患者は依然として元気に生存している。
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図8
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図9
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