ホームBOOK紹介 > 「新型コロナとワクチンのひみつ」 〜ワクチンを打つ前に知ってほしい〜 近藤 誠 講師
 

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『新型コロナとワクチンのひみつ』
〜ワクチンを打つ前に知ってほしい本当のこと〜

近藤 誠 講師 著

 

 
   今回紹介するのは、たびたびその著書を紹介してきた近藤誠先生の近著『新型コロナワクチンのひみつ』です。
   先生は慶応大学病院でがん治療を専門に従事する医師でしたが、その頃から抗がん剤治療でがんは治らない、抗がん剤の毒性について発信し、有名な著書『患者よ、がんと闘うな』を発表。当時大変な反響でした。天下の慶応大学病院の現役医師が抗がん剤治療を否定したのですから。あれから25年。近藤先生らのおかげで抗がん剤は百害あって一利なしと言われるくらい認識が大きく変わりました。他にも『医原病』『医者に殺されない47の心得』など医療の現状に一石を投じる著書を発表し、退官後自身のクリニック「近藤誠セカンドオピニオン外来」を開設。その間、実はワクチンの毒性についても研究され『ワクチン副作用の恐怖』も出版しています。そして今回、新型コロナワクチンについて、ズバリと私たちが知りたかったことを、明確なデータをもとに示してくれています。
 
   新型コロナワクチンその効果と副作用は?
 
   ひとつ目はワクチンの効果について。これは前述の先生方や、井上先生も言っていますが「臨床試験で有効率95%というのは、100人中ひとりについてのもので、他の99人はどうなるかわからない」
   さらに「仮に効果があったとしても、新型コロナでは再感染もあるし、遺伝子変異も盛ん。次々と発生してくる変異株とのいたちごっこになりそうな未来がみえています」
    肝心な有効率に関しては「アメリカのワクチンの臨床試験は、被験者のほとんどが健康な人で、超高齢者や基礎疾患のある人たちには試されていないから、日本で高齢者や基礎疾患のある人が優先で打っているのは心配です。高齢者ほど、基礎疾患がある人ほど、免疫システムの働きが悪くなるので、臨床試験で得られたような有効率は期待できないはずです。ワクチンさえ打てば、などという期待はしすぎない方がいいでしょう」
   さらに最もきになるのは、その副作用のことです。「どういうワクチンでも、効果が高ければ、副作用も強くなる、ということです。通常は5年から10年かかる開発期間を1年未満に短縮してしまったのです。つまり、副作用の実際がよく確かめれないうちに接種が始まったということです。また、遺伝子を用いたワクチンは、人類がこれまで一度も試みたことがない製法、性質のワクチンなので、何が起こるか予想しがたい面があります」
   このことは井上先生も「今回のコロナワクチンは、人類史上で類を見ない壮大な人体実験」と明言しています。
   そのことを踏まえた上で、近藤先生は「ワクチンの副作用の歴史から、仮に新型コロナワクチンで後遺症が生じたり、死亡するケースがあっても、厚生労働省や専門家たちは副作用とは認めないでしょう。これまでインフルエンザをはじめとした様々なワクチンで、接種後、急に亡くなって、明らかに副作用なのに、因果関係を認められないと処理されてきたのですから」
   このように新型コロナワクチンは期待が持てないどころかその安全性に大きな疑問があるといいます。では、私たちはどうすればいいのでしょか。先生は「若い人はもちろんのこと、元気な高齢者はコロナなど恐れるに足らずです」と言います。というのは「高齢と言っても、人によって肉体的、精神的な状態やレベルが大違いです。もちろん、持病で長期入院しているとか、介護施設で寝たきりになっているなど、人生の最期を迎えようとしている人たちは、新型コロナ以前にも風邪やインフルエンザをきっかけとする肺炎でよく命を落としていました。それはどうにかしようと思ってもどうにもならない、脆弱になった高齢者のいわば運命です。これに対し、家事や仕事をしているような元気な高齢者は新型コロナに対して相当の抵抗力があります。ことにこの本をご自分で読んで理解できるような、頭がしっかりしている方は肉体もしっかりしているもの。新型コロナは恐れるに足らずです」
   では基礎疾患がある人はどうでしょうか?「基礎疾患の中で、まず、間質性肺炎や肺気腫といった肺組織が損傷を被っている人はコロナに罹った場合、肺炎が重症化しやすい。ヘビースモーカーで肺炎を患ったことのあった志村けんさんが新型コロナで命を落としたのがその例です。また、抗がん剤治療などで白血球が減っているケースも免疫システムが機能しなくなっていて、肺炎は重症化するはずです。しかし、高血圧や糖尿病などの生活習慣病となると、重症化する仕組みは不明です」が、とあるアメリカ人女性が死亡するに至った理由を検討して分かったことがひとつあると言います。その女性は、肥満で高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、うつ、アレルギー性鼻炎などの持病がりました。その彼女が普段から使っていた薬に、血圧や血糖値を下げるものなどが10種類くらいあったそうです。「彼女が使っていたクスリのなかに、コレステロール低下薬、抗凝固剤、利尿剤、降圧剤、血糖降下薬、抗うつ薬、鎮痛剤などがありました。これらは白血球が減少してもおかしくないクスリです。それを多用していたのですから、新型コロナに感染して亡くなるのも当然のような気がします。つまり、高血圧や糖尿病などが重症化するというのは、それらに使われるクスリが原因であることを言い換えただけの可能性があります」
   これまで基礎疾患のある人、特に高齢者は、免疫力が落ちているから感染して重症化しやすいと言われてきましたが、その根本の原因が、基礎疾患のために飲んでいた白血球を減少させる作用のある薬だとすると、今一度、クスリを見直す必要があるのかもしれません。
   この近藤先生の著書には、新型コロナワクチンのことだけでなく、コロナウイルスの特徴から免疫、治療薬のことや、ワクチン自体の危険性にも触れています。
 
   今こんな時だからこそ、私たちは冷静に、ひとつの情報だけでなく、俯瞰的に自分の目と耳で考えることが大切なのではないでしょうか。そんなひとつの選択肢としてこれらの本を紹介したことが参考になれば幸いです。
 

 


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