それがこの20〜30年前から環境汚染がひどくなりだしてフロンガスがオゾン層に舞い上がっていってオゾン層を破壊し始めた。紫外線をコントロールしてくれていたオゾン層が破壊され、地球上に降りてくる紫外線の量が昔の何十倍にもなったんです。そうすると紫外線によって発生する活性酸素も何十倍にもなったんです。そうすると紫外線によって発生する活性酸素も何十倍にもなりました。
自動車や工場の排気ガスなど窒素酸化物から出る活性酸素、それから紫外線。特に紫外線のオゾン層の破壊はどこで起こるかといいますと、北極と南極で破れ出した。北海道は日本の中でいちばん北極に近いですね。つまり、いちばん紫外線がきついんです。僕は14〜15年前から北海道には毎月来ているんですよ。北海道のお日様に当たると、いやーな感じがします。土佐清水のお日様に当たっているのとはわけが違う。とにかく、北極・南極に近いほどオゾン層の破壊がひどいから、紫外線の量が桁違い。
要するに自動車の排気ガス、工場の煙、それから紫外線、それらが活性酸素をばんばん生み出すから、がん、膠原病、難病、アトピーどんどん悪くしているんです。
紫外線から生まれる活性酸素がアトピーの皮膚にあたる。で、皮膚をつぶしてアトピーが小学校すぎても治らなくなったわけです。
活性酸素が身体のなかへ入っていきますと、患者さんの肝臓、腎臓、肺の細胞の核の遺伝子を傷つけて、人工的に発がんします。それから、SLE、リウマチ、膠原病は、血液の中のリンパ球に活性酸素がぶちあたって、リンパ球の性質を変えてしまうものだから、膠原病がどんどん悪くなってきたわけです。膠原病で命を取るのはSLEね。命を落とさないのがリウマチ。でも、どっちも昔と比べて悪くなっていますね。
僕のところにステロイドを飲まされ続けて治らないリウマチの患者さんが来ます。アトピーの患者さんも塗り薬だけでは効かないからステロイドを飲まされる。喘息もステロイドを飲ます。リウマチ、喘息、アトピーは命を取らないんです。ステロイドは抜群に抑える力はあるけど、決して治しているんじゃない。SLEの患者さんが飲むのは仕方ない。飲まなかったら死んでしまうから。でも、うちの療法では、ステロイドを10年間毎日6錠飲んでいた患者さんも、丹羽療法でゼロにすることができます。10錠以上飲んでいた人は、さすがにゼロにはできないけど、2錠くらいには減らせます。
そうやってなるべく副作用なしにしていますが、とにかく今ね、環境汚染がひどくなってがん、膠原病、リウマチ、ぜんそく、アトピーの患者さんの治療が、私が医者になった50年前から比べるとむちゃくちゃきつくなっている。もう、年々きつくなって、昔は膠原病のなかのPSS、最後に肺の中にはいってきて肺腺症で死ぬ病気です。排気ガスのせいで、最近この肺腺症がものすごく多い。昔は私の開発したSODでうちに入院したら簡単に治してあげられた。今は、どんどんひどくなって、あまり大きなこと言えなくなって来ました。うちに来ても死んでしまう患者さんが出てきたからです。
昔と違って今は、あまり大きなことが言えないくらい病気がひどくなっている。
昔は、旭川も5月、6月になると少し暖かくなってきて、お年寄りがよく日光浴していませんでしたか?今、それをやったらダメですよ。どうしてかというと、紫外線が強すぎて、年寄りは皮膚がんになる。今、世界でいちばん皮膚がんが多いのは、オーストラリアの北東部なんです。オーストラリアの人は、18世紀、イギリスのケルト人が移住してきた。イギリスとアイルランド。アイルランドはロシアよりももっと北なんです。日本の経度でいうと樺太の北に当たる。そうすると、紫外線に対する免疫力がないから、いきなり赤道近くに来て、ばかばか皮膚がんになった。ところが、この、15〜16年前からコロッと変った。オゾン層が破れているでしょ。だから南極に近いオーストラリアの南部にめちゃくちゃ紫外線が当たるんです。オーストラリア人は13人に一人は皮膚の前がん症状です。オーストラリアの小学生、長袖を着て歩かないと親が罰金取れれる。家を建てるとき、紫外線カットの窓ガラスにしないと建築許可がでないんです。
そういうことで、北海道の方はこの紫外線には十分に気をつけ、私の開発した抗酸化食品のSODをたくさん摂るといいです。では後半は、このSODがなぜ効くのかということ、製法などをご説明します」
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