我々は、T
剤で作った軟膏のマウスにおける発癌性を調べた。即ち
7w齢の female CD-1 mice 104匹を用いて、背部に、(1)DMBA(initiator)+TPA(promoter),
(2)DMBA+TPA+T外用剤,
(3)DMBA+T外用剤,をそれぞれ外用した。結果は、13週までは、(2)の系より(1)の系に若干
tumor 発生が増加したが、14週よりは(2)の系に著しい tumor
の発生がみられた(0.47±0.13 new tumors per mouse per week in
group(2) vs. 0.10±0.025 in group(1))。そのうち 8%が squamous cell
carcinoma 他は papillomas であり。TPAを塗布してない(4)の系にも
26匹中2例に carcinoma, 2例に papilloma が発生した (Figs. 1and
2)。
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